| 2009年03月29日(日) |
四素の国巡る旅路のおわり |
ハルモニアコンサート、行ってきました。 すごいよかったです、なんかもう出だしで涙でた。 およそ2時間のコンサートで、前半一時間、休憩を挟んで後半1時間って構成だったんですが、もうトークなしでずっと歌いっぱなしで、喉とか大丈夫なのかしらとハラハラしてしまいましたが、ずっと安定した歌声で、凄かったですわ。 てか声量もすごいし音域も広いし、いろいろと半端ない。 声楽出身の方だそうなので、さすが発声法から何からきちんと学んでこられただけあります。 あのぶわっと風がくるような声と音の勢いは、生で聞かなきゃ解らないものですね。 今回のコンサートは『Harmonia』『RAKA』『Istoria』『うみねこの鳴く頃に』とアルトネリコから曲をピックアップしておりました。 エレメンツを主題に添え、地水風火の4つの国を旅巡るような構成となっており、それぞれの章をイメージさせる楽曲を選んでの楽曲編成。 オープニングで【遥かなる旅路】が歌われ「さあ、旅にでよう」という風合いで公演がスタートしました。 4つの国それぞれどれも素敵でしたが、個人的にはもう断然、火の国。 ぜったい、火の時にくる!と思っていた【晴れすぎた空の下で】が流れ、『Harmonia』では一番好きな【埋火】も想定通りここ。 【金環蝕】がここで流れたのはちょっと意外でしたが(どちらかと言うと地かなと思ってた)、なんにせよ好きな曲なのでずーっとテンション高めで聞いてました。 火の最後に流れた【EXEC_over.METHOD_SUBLIMATION/.~ee wassa sos yehar】はアルトネリコの曲なので存じ上げなかったのですが、呪文のように「コワレロ コワレ コワレ コワレテユケ」って繰り返すとこが、「焔のごとき呪詛って感じなのかしら?」と思いつつ聞いてました…ってか怖かったぜこの曲。 絶対ボス戦の曲だろ!? アルトネリコはゲームやってないので、予習にとニコ動で聞いただけで詳しくはないのですが、聞いていた中で「良い曲だなぁ」と思っていた【EXEC_CHRONICLE_KEY/】が、一番最初の地の章で歌われたのは凄く嬉しかったです。 歌詞が哀しいのよね、この曲。 アルトネリコやってれば、恐らくゲームシーンとの相乗効果で曲に対する盛り上がりはもっと倍増するんだろうなぁ…と思うので、いつかやりたいなあと思いつつ、ゲーム超積んでるのでなかなか…。 ヒュムノス語という造語で歌うのが殆どなんですよ、アルトネリコの歌曲って。 ただ聞いてても歌詞わからないんだ! それが良いのかもしれないですけどね、英語の音楽聴いてるのと同じようなもんだ。 欲しかったパンフレットもトートバッグもしっかり並んで買ってきました。 パンフがすごく凝ったつくりで、4つの国の物語がちゃんと用意されており、それぞれの国の世界観や設定の説明に加え、イメージイラストもあり、果てはショートストーリーまで入っていると言う充実っぷり。 普通に読みいってしまいました。 地の国の物語が切ない…。 おまけCDも素敵でした。 短い曲が3曲入っていたのですが、うち1曲はアルトネリコのサントラに未収録だった曲だそうで、アルトネリコファンにとっては感動もののCDだったようです。 どれがそうなのか私解らないんだけども……でもどれも綺麗だからなんでもいいや! 鳥肌ものの良い音楽をたくさん聞けて、眼福ならぬ耳福でした。 また次、新しいアルバムが出る頃にまたコンサートやったりするのかな。 次は今回の比じゃないくらいチケット争奪戦がありそうだから、チケット取れないかもだけど、叶うならまた、生で志方さんの声を聞きたいものです。
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