回 がらくた日記 回

2008年09月17日(水) どくは3連発。

安部公房の『笑う月』を読破。
なんつか、創作ノートみたいなのもあれば、物語もあり、みたいな感じの本でした。
細かいのを集めて纏めたのかなー。
『鞄』と『公然の秘密』が面白かったです。
『鞄』は、『砂の女』に通じるものがあるかなと思いますよ。
目的ではなく、手段に、依存する安心感というか。
『公然の秘密』は、とにかくやたら切ない印象を受けました。
テーマがいまいち解らんのですが、安部公房自身が“物語の寓意を読み取ることにやっきになること”へ警告を出したことがあるようなので、まあそれは抜きにして楽しんでおくことにします。
それにしても『方舟さくら丸』が見つからんのう。


次に『西の魔女が死んだ』を読破。
映画が素敵だったので原作も読んでみた、という流れ。
おばあちゃんの印象が、映画と本ではだいぶ違うかなー。
映画は優雅な印象があったけど、本はもっとどっしりとしていてユーモラスな感じがします。
推薦図書に選ばれただけあって、優しく読みやすい本でしたよ。
のんびりと読めるので、日々のささやかな合間合間のお供に良いかもしれんです。



お借りした『うみねこのなく頃に ep3』読破。
新キャラみんな素敵すぎる!
師匠が超お気にです。
でも性格つかめない…。


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高時あいか
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