安部公房の『笑う月』を読破。 なんつか、創作ノートみたいなのもあれば、物語もあり、みたいな感じの本でした。 細かいのを集めて纏めたのかなー。 『鞄』と『公然の秘密』が面白かったです。 『鞄』は、『砂の女』に通じるものがあるかなと思いますよ。 目的ではなく、手段に、依存する安心感というか。 『公然の秘密』は、とにかくやたら切ない印象を受けました。 テーマがいまいち解らんのですが、安部公房自身が“物語の寓意を読み取ることにやっきになること”へ警告を出したことがあるようなので、まあそれは抜きにして楽しんでおくことにします。 それにしても『方舟さくら丸』が見つからんのう。
次に『西の魔女が死んだ』を読破。 映画が素敵だったので原作も読んでみた、という流れ。 おばあちゃんの印象が、映画と本ではだいぶ違うかなー。 映画は優雅な印象があったけど、本はもっとどっしりとしていてユーモラスな感じがします。 推薦図書に選ばれただけあって、優しく読みやすい本でしたよ。 のんびりと読めるので、日々のささやかな合間合間のお供に良いかもしれんです。
お借りした『うみねこのなく頃に ep3』読破。 新キャラみんな素敵すぎる! 師匠が超お気にです。 でも性格つかめない…。
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