回 がらくた日記 回

2005年12月25日(日) 復讐と呪いの行き先。

呪印クリアしたよ!
攻略本の推奨レベルまでレベル上げてから進めようと思ってたんですけど、もうあれだ、アイザックへの想いが止まらなくなって、「もういい!レベルなんていらねぇ!私は愛を糧にアイザックに会いに行く!!」とはりきってみた所存です。
そんな可哀相な子を見るような眼で私を見るな。(被害妄想と現実。)
私は幸せだ!
幸せだとも!
そして最後までプレイしまして、私はアイザック単体萌えであることが解りました。
一時、ヘクターとかね、うん、ちょっと色々あったけどね?
てか、今もそれを考えないでも無いんだけどね?
でも、あの赤い髪の子1人に関して、高時さんはやたら胸きゅんです。
そんなわけで以下、ネタバレですよ!





















・レベル上げを兼ねて、IDを育てたり、特定のIDのスキルが無いと行けないとことかを回ったりしてたんですが、何かもう、中毒症状出始めた(アイザックの)で、ドラキュラ城の階段昇降開始しました。
・愛用の無苦露ちゃんを連れて階段を上り降りしてたら、何だかんだでレベル67くらいまで上がったので、目指してたレベル69とあんま変わらない感じに。
・で、駆け上りまして最上階。
・久し振りだねアイザック!(ヘクター的には仇。)
・手を叩いて「ドラキュラ城復活、ご苦労!」なんて嫌味を言っちゃうあたり、相変わらずです。
・しかしあれなんだね、私、アイザックってあんまりヘクターとの力の優劣とかにこだわりが無いのかと思ってたんだけど、「ドラキュラを失い帰る場所を奪われた」ことと同列に言うくらい「3年前にヘクターに負けたことでプライドを奪われた」ことが胸に刻まれてたなら、嫉妬心ってのは復讐の同機に一役買ってたんですね。
・とかく、「全てをヘクターに奪われた」アイザック。
・3年間、生きる杖としてきた「絶望の中でヘクターを殺す」狂気を成就せんとするアイザックとの、最後の戦闘です。
・戦闘なんですが。
・何で使用武器が槍じゃないの、アイザック!?(凄いショッキング。)
・その、ラルフの鞭と色違いみたいな光る剣は何!?(A:レーザーブレイド)
・あああ…槍使いのアイザックが好きなのに…てか攻略本・一回目のvsアイザックのコメント欄に「槍の名手である」って書いてあるのが凄いツボってたのに…。
・わりと素でしょんぼりしました。
・あと、アイザックの使役するIDにジ・エンドがいなかったのもわりとショック。
・OPであんだけ出張ってたくせに……!
・そして高時さん、しょんぼりついでにここで一回負けました。(あっさりと。)
・でもってアイザックに「死をもって償え!裏切り者め!」とか言われちゃったよ!(嬉しそう。)
・そっか、最後まで、アイザックにとってヘクターは「裏切った」者なんだね。
・全てを奪った相手と憎んでもなお、「仲間」であった頃の関係が前提なんだ。
・仕えるべき主・極めた力・同等の仲間の3点において、アイザックの「帰る場所」は成っていたのかな…とか、しんみりしつつコンティニュー。(ボタン連打。)
・2回目なのでさすがにパターン掴みまして、アイザック撃破。
・すっごい大の字でふっとぶアイザックに不覚にも笑ってしまいましたゴメン。
・足閉じて!足!!
・そしてそのアイザックに、「とっとと死ね!アイザック!!」と剣を振り上げるヘクターに、大爆笑してもうたスマン。
・このシリアスなシーンにお前!
・「とっとと死ね!」って(大爆笑。)
・今年の流行語対象候補にあげときたいです。
・それはともかく、アイザックに突き立てようと剣を振り上げた「殺意」に、自分以外のものの意思を感じ呆然とするヘクター。
・「この殺意は私のものじゃない!」とアイザックへの留めをためらうヘクターは、ジュリアの「呪いに負けないで」という言葉の意味をついに知ることに。
・心の闇を増幅させるドラキュラの呪いは、ヘクターにも確かに、強い影響を及ぼしていたのでした。
・そしてここでついに、黒幕登場のゼアドさん。
・「お前が黒幕だったのか!?」って……微塵もゼアドのこと疑ってなかったのか、ヘクター……。
・大きな鎌を振りかざすゼアドに、その正体がドラキュラの側近・死神であることを知ったヘクター。
・驚くヘクターの目前で、「とどめをためらってくれて良かった」と、意識の無いアイザックの体を棺桶に収める死神さん。
・「アイザックの体を器として、ドラキュラ様を降臨させる」のだそうです。
・ここで高時さんの桃色妄想(アイザックの体を使ってドラ様大復活)は現実に。
・アイザック的にはかなり本望じゃないのかそれ!
・何か、悪魔精錬士の体は、ドラキュラの器としては大変よろしい素材なんだそうですね。
・素材として、本来ならアイザックよりヘクターの方が適しているのだけれど、ドラキュラの呪いに抗った時点で器としては不合格…だそうで。
・あれ、てこたぁ、さっきアイザックに1回負けた時って、あの後ヘクターの体を使ってドラ様復活とか、そんなんになってたわけ?
・………あぁでも、アイザックがとどめをためらうわけ無いから無理か。
・多分、アイザックってゼアドと接点無いんだろうし、ドラ様が復活する可能性があるってことすら、知らなそうだし。
・で、「復活の邪魔」とばかりに襲いかかってくる死神。
・そしてとても弱い死神。
・え?あれ?アイザックの方がなんぼか強かったよ?
・やっぱ、アイザックとの連戦なんで、弱めに設定されてるんでしょうね。
・で、死神さんにはさっくりと冥府にお返りいただきまして、さらに進んでドラキュラ戦。
・アイザックの体を器に、ドラ様、ついに復活です。
・何か「人間なぞ生きる価値も無い」とか言ってたんですけど、人間おらんようになったら人の血を吸って生きてる吸血鬼だって共倒れなんじゃないかと思うんですけど、どうなんですかね。
・人が力で自分を滅したなら自分も力で人を滅するとか、正義がどうとか、ここのドラ様の口上はあんまりしっくり来なかったです。
・愛する人を奪われたってことが原因なんでしょう?
・それならそうと言えば良いのに、何でそんな仰々しい演説がくっつくの?
・それは何に対するプライドなのか、見得なのか、言い訳なのか。
・高時にはよく解らないとです。
・あと此処の、ヘクターの台詞「3年前、人に憎悪を向けた貴方が許せなかった」ってのも、正直、ピンと来ないのです。
・「許せなかった」ってのが解らないの。
・「そんな貴方の元にはいられなかった」なら解るんだけど。
・うん、てか、ヘクターってロザリーを魔女裁判で失ってるわけだけど、ヘクターってその憎悪の一切合切を全く人には向けていないじゃないですか。
・その変わり、ロザリーを殺すよう仕向けたアイザックだけを憎んだわけですが、実を言えばこのヘクターの心の動きも、わりと謎なんですけどね。
・実際にロザリーを殺したのは人間ですよ。
・それなのに、人を全く恨まないなんて、有りうるのかな。
・アルカードは母の言葉をストッパーにしたけれど、それだって、人を完全に信じたわけでも許したわけでも無かったです。(「ドラキュラを復活させるのは人間だ」という趣旨のアルカードのラストでの口上は、それを訴えてると思うので。)
・自身の居場所・心を預けた人を唐突に奪った「人間」を、何のストッパーも持たないヘクターが、恨みも憎みもしていないのは、何だか不自然に感じられるのです。
・アイザックを追う旅の間で、人への憎悪を昇華させるような出来事があったのかなぁ…でも復讐に駆られた人間にそんな前向きな心理的変化ってありえない気がする…。
・駄目だ、よぉ解らん。
・それはそれとして、ドラ様第一段階・第二段階、一回ほどくたばりつつもどうにか撃破。
・復活が完全ではなかったらしいドラ様は、アイザックの体を離れていきました。
・ドラ様の器とされたアイザックは、あの赤い髪の「アイザック」の姿に戻り、眼を見開いたまま前のめりに倒れて、そのまま。
・「もしかしたら、器にされただけだから生きてるのかな?」何て思ったけど、そんなことは無かったです。
・生きていたら、それはそれで興ざめな気もしますが。
・アイザックの復讐は、呪いの影響はあったと言えども、アイザック自身の嘆きや痛みや哀しみの発露と精一杯のあがきだったのだと思うし、その結果アイザックがしたことは、死をつきつけられても文句は言えないことだったわけだし。
・死には死を、なんて絶対におかしいし不毛だと思うけど、それを完全につっばねられない道を歩んでしまったことは、もうどうしようもないし、取り返しもつかない。
・最後、崩れ落ちる城に残されたアイザックの亡骸、それを持ち帰り葬ることをしなかったジュリアは、多分、アイザックの行為と結果のサイクルを納得したんでしょう。
・呪いを退けたヘクターに倒された、呪いを退けられなかった兄。
・例えそれが、ジュリアと出会えたヘクターの幸運と、ドラキュラの次の居場所に出会えなかったアイザックの不幸、その偶然の差異が理由だったとしても。
・………でもやっぱり、道を「選べなかった」アイザックは、憐れだと思います。
・ジュリアがいなかったら、ヘクターだって、アイザックと何ら変わらない道を歩いていたはずだから。
・心を預けた主の城を墓標にしたアイザック、死んでようやく、何も考えず、思わず、憎悪も悲哀も無いところに行けたのかなと、そんなことを思ってみました。
・で、ドラ様の残した呪いをどうにか浄化したんだか何したんだかしらないけど、とにかくうまいこと払ったらしいヘクターさん、「このまま死んでしまうのもいいか」なんて思ったみたいですが、そこにジュリアさんが「馬鹿な考えをしてないかと思ったの」とお迎えに。
・アイザックの亡骸に一言「……さようなら」と告げ、ヘクターを連れてワープするジュリアさん。
・……魔法使えたのね、しかもかなり使えるんじゃないのかその魔法……。
・その後、何だかんだでジュリアさんのお店……つか家で、2人で生きていくことになったらしいヘクターさん。
・人の心の闇、呪いの消えていく未来を信じて、優しい魔女と新しい人生を歩んでいくのでしょう。
・で、宣言通りに戦いへの干渉を途中からやめていたサンジェルマンさん、2人の様子を見守った後、「最後の戦いを見に行ってみましょう。……この戦いが無ければ、無かったかもしれない戦いを」と、時を越えて行ってしまいました。
・………うん、いや、これ次回作への布石なのかもしれないけど、ぶっちゃけ蛇足だと思うのね………。
・「今」を必死に生きるから、今回の事だって起きたし、終わったのに。
・それが終わった直後に、「今」からは計り知れない現実としての「未来」を語られてしまうのは、ちょっと。
・でも、これってあれかなぁ、次回作からはサンジェルマンの存在って鍵になってくるってことなのかなぁ。
・死神と知り合いだったことや、「お前は現実に干渉しないのがルールだろう」みたいなことを言われてたことを考えると、そもそもこの悪ドラ世界全体に対して、外からの関わり方をしてるっぽいからなぁ、この人。
・どうなのかなぁ。
・つか、最後の戦いってどれ?
・1999年のユリウス vs ドラ様?
・それとも、本当に完全にドラ様…つか混沌の存在が無くなる戦いってのが、別にあるの?
・そして、EDにさっぱり出なかったんですけどラルフどうなりましたか?(わりと疑問。)
・EDでジュリアが自ら、あのワープな魔法でサイファのとこまで送ってあげれば良かったのに!
・そうしたらサイファ見れた(かもしれない)のに!(無茶言うな。)
・とまぁ、何かこう微妙に良く解らない部分を残しつつも、『悪魔城ドラキュラ〜闇の呪印〜』、どうにかこうにかクリアしたのでございました。




一通りプレイしたので、次はIDの全系統図埋めとレギオンさん撃破と久遠の塔を何とかしたいです。
あとラルフモードな!
それと、英語verでも一回クリアしときたい…あと日本語verをもう一度…ってそんなにやってる時間あんの高時さん?!(A:どーでしょーかー?)
ちみちみと進めたい所存です。


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高時あいか
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