回 がらくた日記 回

2005年10月09日(日) 常軌をゆかぬ百八の悪星

『新・水滸伝』(吉川英治著)を読んでおります。
今、ちょうど1巻の後半なのですが、すでに登場人物の名前が曖昧になりつつありまして、高時さんの記憶野のキャパはどうなってんのかと、小一時間問い詰めたいところでございます。
いや、自分の脳なんですけどね。
とりあえず、そんな曖昧な記憶の中で散々と輝いておりますキャラと言いますのは、概ねGロボに登場された方々と、たなかかなこ先生の『アマゾネス水滸伝』で名前が出てたキャラでございます。
ですんで、智多星の呉用を筆頭に、青面獣楊志、豹子頭林沖、一清道人、阮三兄弟、托頭天王晃蓋あたりはちゃんと覚えられました。
それに対し、初めて知ったキャラですと、九紋龍史進、魯智深、高キュウくらいしか記憶にありゃしないというこの体たらく。(でもあれだ、史進は個人的に好みの傾向のキャラだったので、出てすぐに覚えました。物語の出だし、この人から始まるせいもあるんでしょうけど。)
総勢108人の宿星たちが登場するっちゅうに、すでに1巻でこれでは先が思いやられすぎて真っ暗森ですよ。
でもほら、高時さんの個人的な興味は、そのほとんどが神行太保戴宗の登場に向いているわけでして、でもってまだ戴宗は出てないわけで。
戴宗が出たら、その周辺関係者は覚えるかもしれない。
駄目かもしれないけど。(後ろ向き。)
あとはあれか、名前しか知らないけど汲時雨宋江が気になる。
汲時雨(染渡る恵みの雨)と通り名をとるほどのカリスマですもの、どんなキャラなのかとワクワクですよ。
ちなみに、宋江の名前は『アマゾネス水滸伝』で覚えました。
ちょこっとしか出なかったけど、凄くかっこよかったので。
ちなみに、『アマゾネス〜』の宋江の武器は鉄傘でした。



ところで、私が好きな戴宗は天速星の人なのですが、かの有名な『幻想水滸伝』シリーズ(ちなみに高時さん、1作としてプレイしたことありません。それなのに、妙に偏った知識があります。)ではどなた様がこの星にくるのかと思って調べたら、スタリオンとナッシュでございました。
スタリオンはとても物凄く大変に良く解るのですが、ナッシュな何だか意外。
Gロボでの戴宗を見てると納得できる配置だけど、もしかして戴宗って原作でも、飄々としたキャラなのかしら。
あらやだ、ものすげぇ心から期待しちゃうじゃないの!(好きな傾向のキャラタイプらしいよ!)
それとも、私が知らないだけでナッシュってものすげぇ足の速い設定のキャラなのか…?
ちなみに、呉先生は梁山泊軍師で天機星。
当然、幻水だって軍師格が此処に来るわけで、見てみたらマッシュにシュウにシーザーという、大変に理解しやすい面々でございました。
そして一清道人が天間星でルック。
……ああああああああああ……!(Gロボの道人とルックを思い浮かべつつ。)



しかしあれだよね、こうやって考えてくと、なんだって青面獣楊志がGロボで女になった挙句に戴宗の嫁さんになったのかが全く解らないよね。
原作の楊志は、「顔一面の青痣に赤いまだら髭を無精に生やした三十前後の壮者」だそうです。
……ほんに、何でだろう。


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高時あいか
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