ケ セラ セラと言うのはスペイン語で「なるようになるさ」って意味です。 先日購入した萩尾望都の『ケーキ ケーキ ケーキ』っていう文庫漫画に、『オーマイ ケ セィラ セラ』と言うお話が載っておりまして。 ヒロインの名前がセィラというのですが、彼女の母親が彼女を呼ぶとき、「マイ ケ セィラ セラ」と呼ぶのですね。 これは「可愛い私のおバカさん」と言った調子を込めた、母親だけが使った呼び方で、略して「ケ セィラ」とも呼んでおりました。 でも実は母親は娘の他に、娘の父親のことも「ケ セィラ」と呼んで愛していたのだそうです。(その父親は、誤解から母親と娘を捨ててしまっているのですけどね。) 何だかこの表現がとても可愛らしく、かつ軽やかながらも深い愛情が感じられて、ものすごく気に入ってしまいました。
それで。
私が知りうる中で「スペイン人」と言われて即刻思い出すのがシュラです。 ちなみに次に思い出すのが、最近集めた『ピルグリム・イェーガー』に出てくるフランシスコ・ザビエルとイグナチウス・デ・ロヨラですがこれは何とも言えない路線ですね。(そうですね!) で、何とはなしに、シュラが誰かを愛情込めて呼ぶ時に「マイ ケ セィラ セラ」とか呼ぶのを想像してみてそのあまりの微妙さに思わず遠くを見つめてしまったわけですが、よく考えたら聖闘士星矢の世界ってほとんどが外国人なんだから、当然それぞれの自国の言葉で会話が出来るわけですよね? 私あんまり外国語に詳しくないのですが、それでもフランス人のカミュが「コマンタレブー?」(ごきげんいかが?)とか言ってるのを想像すると間違ってはいないのに当たっていない気がします。 それに比べりゃイタリア人のデスマスクが「チャオ」とか「アリーベデルチ」とか「ボラーレヴィーア」とか言ってるのはあまり違和感がないように感じられるのは私の眼が愛に曇ってるからでしょうか。(間違いないね。) そういう風に考えていくと聖域もなかなか素敵な世界かなと思った今日の良き日に。
紫龍が春麗に「ウォーアイニー」とか言ってるのも想像しましたが、それはわりとあっていたので面白くありませんでした。 ちぇっ!
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