大学で出された文献レポートに必要な文献を探しに行きました。 文献レポートとは、指定された数種の文献から1冊を選び、それを読んで書くレポートですね。 しかも今回は教授から色々と言われてましてね。
一.あくまで「自分の意見」を書く事。 一.自分(教授)は全ての本の内容を把握している。文を引用する必要は無い。「●ページ●行目」で充分。 一.本の内容の要約など持ってのほか。
とにかく文献を読んで、自分の考えたことを書け、と。 古本屋を巡って文献を探してみたのですが見つからなかったので、「仕方ない、新刊で買おう」と思い有●堂へ赴きました。 が、なぜか指定された文献が一冊も見つからない。 「んな馬鹿な……」と思い店員さんに調べてもらったら、困惑顔で「ほぼ全て絶版です」と言われました。
店員:「出版社は違うんですが、同じ筆者の同じ本が1冊だけ、当店にあるにはあるんですが……」 高時:「あ、じゃそれ見せてください!」 店員:「こちらなんですが……」
出てきたのは、本ていうか辞書? 厚!重!高!の三苦が揃っちゃった一品。
店員:「これでレポートはちょっと無理…だと思うんですが…」 高時:「……無理です……」
文献に指定された時点で、「この本はおかしいんじゃ…?」とちょっと思ったんです。 『原始仏典』って、一体……。 これ読んでどうやって「自分の意見を前面に押し出した」レポート書けってんだよ……仏典だぞ……?
店員:「いますよね、絶版の本を文献に指定する無茶な教授って……」 高時:「ええ……。ふざけるなって感じですよね……」
「本屋を回るより、図書館などを当たった方が確実だと思いますよ」と言われました。 それでも根性で最後に回った本屋に、奇跡的に1冊、文献に指定されてた本を見つけたので、それ買ってきました。 あんまり興味わかないんですが、この本…そうも言ってられないんで頑張って読みます。
そっちこっち歩き回って疲れた私は、自分へのご褒美に
・SS版BAROQUE攻略本 ・雪割りの花(PS用ゲーム) ・シチリア・マフィアの世界(中公新書)
を買ってあげました。 ちなみに全て中古品。 最後の一品だけ「これはどうよ」って感じですね。 とりあえず今日は疲れたので、本は読まずに『雪割りの花』をプレイします。
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