回 がらくた日記 回

2003年06月01日(日) 多勢多勢

今日の『どうぶつ奇想天外』でやってた「身近な大自然 里山」。
田んぼとかに生息する生き物を四季ごとに追っていくって感じだったのですがね……その追い方が。
蛙の産卵とかはいいんですよ、別に。
その後。
小さな水溜りみたいな池で、卵から孵化した大量のおたまじゃくしを写したんですけど……。
黒光りする、ぬらぬらした生物が、びっちりと。
京極夏彦風に言うなればみつしり。(BY 魍魎のハコ)
私、蛙好きだし、おたまじゃくしだって別に平気だけど、人が夕飯に焼きソバ食ってる時にこれは……。
これほどまでに蠢くという表現が合うこともあるまいと、そう思えるほどのみつしりっぷりでした。
みつしり。



そして久しぶりに暁月ネタバレ。


ユリウス篇をクリアしました。
あ、ラスボスはグラハムです。
なんちゃってドラキュラから昇格だな、グラハム!
ユリウスじゃ混沌に入れないんですね。
……えー、それじゃ誰にも(ドラキュラになれる奴以外には)ドラキュラを滅することは出来ないんじゃん……。
ベルモンドだけ特別に入れてくれればいいのに……。(我儘)
EDがね、個人的に良かったんですよ。
ユリウスが一人、白馬神社の鳥居の下で風を受けて立ってて、そのバックで皆既日食が終わっていく…みたいな感じなんです。
って言うかそれだけなんですけどね。
だがしかし!私はそこから妄想を作るスキルを持っている!
てな訳で、私の妄想を文にするなれば、こんな感じ↓。




ゆっくりと、太陽が影を払い落としていく。
漆黒の太陽は、ついに光を取り戻す。
「………」
紅い鳥居の下で、一人の男が静かに佇んでいた。
はっとするほど静かな光をたたえた蒼い眼が、ゆっくりと閉じられる。
「……未だ、輪廻の輪に囚われたままなのだな……」
小さな呟きは、誰に聞かれるともなく風に溶ける。
俯いていた顔をあげ、男はやがて歩き出す。
光を取り戻した太陽に背を向けて、己の祖先がそうしたように。
正しく陽が昇るよう、闇夜の淵を守り続ける。


まだ、円舞曲は鳴り止まない。
哀れな王の舞踏会は、今なお男を招き続ける。





反則だわ、かっこ良すぎよユリウス!!(手に負えない妄想は解ったから、ちょっと落ち着け。)
ちょっと、いくらなんでもあかんです。
渋すぎます、素敵すぎます。
何ですかユリウス、私の血圧をあげてそんなに楽しいですか?(かなりいいがかりです。)
てなわけで、激☆素敵でしたユリウス。
でも、貴方でボスラッシュは辛いわ。
グラハムに殺られました。
屈辱v(拳を握り締めながら。)


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高時あいか
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