今日はサークル。 後輩が「GWに酷い目にあったんだ」と言うので、話を聞いてみました。
後輩:「ちょっとしくじっちゃって、終電が無くなっちゃってさ」 高時:「へえ〜。やっちまったねえ」 後輩:「で、仕方ないから歩いて帰ろうと思って」 高時:「歩き?マジかい。で、何駅分、歩いたん?」 後輩:「8駅分」
…………はあ?
高時:「8駅ぃ!?物凄い距離じゃねえ!!??」 後輩:「まあね。線路沿いにずっと歩いて……」 高時:「1人スタンドバイミーだな」 後輩:「ああ、『便座っ無ぁい〜♪』って歌の」
そういやそう聞こえるな、あのテーマソング。
高時:「親に迎えに来てもらおうとは思わなかったわけ?確か実家通いだよね、あんた」 後輩:「電話したけど、ひたっすら『馬鹿じゃないの?!』としか言って貰えなかった」 高時:「どえらい親だな…」 後輩:「仕方ないんだけどさ。だって、車だと高速使わなきゃならないような距離だったし」 高時:「だって、その距離を歩ったんでしょ?」 後輩:「うん。しかも挙句の果てに、警官に職務質問された」
そりゃ、深夜に1人スタンドバイミーしてりゃね……。
後輩:「ムカついたから『H駅まで、どんくらい距離ありますか』って聞いてやったよ」 高時:「何て言ってた?」 後輩:「困ってた。『頑張れ』って言われたし」
それ以外に言葉を掛けようが無いよな。 その警官も可哀そうに。
後輩:「でも、最後の一駅は始発に乗って帰ったけどね」 高時:「歩ってる間に始発出ちゃったのか。すげえな」
その後、隣で話を聞いてた先輩に「どっかのファミレス辺りで時間潰せばよかったのに」と言われて、「そんなこと思いつきもしなかった」と言ってました。 それで8駅分歩いて帰ろうとするのもかなり凄いけどな。 なかなかに剛な後輩です。
|