回 がらくた日記 回

2003年05月06日(火) 深夜の8駅散歩

今日はサークル。
後輩が「GWに酷い目にあったんだ」と言うので、話を聞いてみました。

後輩:「ちょっとしくじっちゃって、終電が無くなっちゃってさ」
高時:「へえ〜。やっちまったねえ」
後輩:「で、仕方ないから歩いて帰ろうと思って」
高時:「歩き?マジかい。で、何駅分、歩いたん?」
後輩:「8駅分

…………はあ?

高時:「8駅ぃ!?物凄い距離じゃねえ!!??」
後輩:「まあね。線路沿いにずっと歩いて……」
高時:「1人スタンドバイミーだな」
後輩:「ああ、『便座っ無ぁい〜♪』って歌の」

そういやそう聞こえるな、あのテーマソング。

高時:「親に迎えに来てもらおうとは思わなかったわけ?確か実家通いだよね、あんた」
後輩:「電話したけど、ひたっすら『馬鹿じゃないの?!』としか言って貰えなかった」
高時:「どえらい親だな…」
後輩:「仕方ないんだけどさ。だって、車だと高速使わなきゃならないような距離だったし」
高時:「だって、その距離を歩ったんでしょ?」
後輩:「うん。しかも挙句の果てに、警官に職務質問された

そりゃ、深夜に1人スタンドバイミーしてりゃね……。

後輩:「ムカついたから『H駅まで、どんくらい距離ありますか』って聞いてやったよ」
高時:「何て言ってた?」
後輩:「困ってた。『頑張れ』って言われたし」

それ以外に言葉を掛けようが無いよな。
その警官も可哀そうに。

後輩:「でも、最後の一駅は始発に乗って帰ったけどね」
高時:「歩ってる間に始発出ちゃったのか。すげえな」

その後、隣で話を聞いてた先輩に「どっかのファミレス辺りで時間潰せばよかったのに」と言われて、「そんなこと思いつきもしなかった」と言ってました。
それで8駅分歩いて帰ろうとするのもかなり凄いけどな。
なかなかに剛な後輩です。


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高時あいか
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