デイリー神田川
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漫画喫茶でその子の仕事が終わるのを待ち合流。 すっごい忙しかったよぅ。 頑張ったね。お疲れ様。頭を撫でて労う。って早朝のドンキ前でなにやってんだか。 そのまま立ち話が続きそうだったので10時までやってる居酒屋へ。 朝4時から飲み始めとか未経験な事でしたが以外といける。 サラダと角煮と刺身と。。胃薬飲んできて良かったわ。 はぅ。酔っちゃいました。まだ一杯しか飲んでないのに。。 なんとか二杯飲んで眠気もあってか呂律が回ってません。 ふほろへりーのやすおみたい。 ストロベリーのやつ飲みたい。と言ってました。 さきいか食べたいよーさきいか〜。ありませんでした。飲み食いと喫煙の全てを片手でやっていたのはずっと手を繋いでいたから。そりゃ調子にのりますよね。 「なぁ、ここにずっといるのも良いけど二人っきりになれる所行かない?」あぁ、言ってしまった。 しばらーく下を向いていたその子が呟いた。 「あぁ…そういう目的か。」いままでのその子からのトーンには無い深く失望した声だった。 はい。セックスしたいと思いました。イチャイチャしまくってたんだもの。そうなるじゃん。ですがその失望の声に私は深い後悔をした。 一気に笑わなくなりずっと下を向いていた。 慌てて取り繕う言葉を並べようとしたが、何を言ってもみっともない。普通に謝った。「せっかく一緒に飲んだりしてくれたのに嫌な思いさせてごめんね。もう変な事言わないからもう少しここに一緒にいてくれないかな。」黙ってうなずくその子の笑顔からは悲しさしか伝わって来なかった。あぁ、結局こいつもか。みたいな。 数分後「大丈夫だよ。」完全にアウトだと思い、ゴメン。と謝った後のその子の言葉。何か一生懸命言おうとしてたので待つ。 「あのね、私は軽い女と思われたくないんです。」 本心を言う時ってそういうトーンになるのか。と同時に精一杯取り戻そうとするクズ田川。「軽い女なんて思ってないよ。ただやりたいだけだったらソープとか行けば済む話しだよ。ここじゃ周りの目があるから抱き締める事も出来ない。俺はお前大事なんだ。」 もう何言ってるかわかりませんでした。邪な気持ちあるから近づいたのにやっぱり俺は一人の人としてその子と過ごさなきゃって思った。物じゃない。人なんだ。
閉店時間になったので(朝10時)店を出る。笑顔も戻ったしこのあと音信不通になっても。という覚悟は出来たので帰ろうとする。 いや、歩かないの?その子は手を繋いだまま動こうとしない。 コンビニで何か買ってかえりなよ。と言って動かす。 店内でもちょいちょいフリーズ。万引きするんじゃねぇか。って思うほどの怪しさ。 飲み物どれにする〜?っておいおいおいおいおい。なんでそんなにぴったりくっつくの。胸押し付けすぎ(パット) コンビニに20分近くいたのは初めてじゃい。 出てからもおっそーい。 タクシーの前繋ぐ手と手〜。いや、もう帰って寝なよ。 およそ真っ昼間の駅前でしないようなことをしてようやく離れる。 「そうだよね、もう帰らなきゃね。」うん、これで君の家行ってとか君つらいっしょ。俺が無理。 去り行くタクシーの中から手を振り続ける君を目を細めて見送ったのは陽射しが眩しかったからだよ。
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