日常妄想
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2003年05月04日(日) 『人に泣く Love Song』のこと。

ナノ重複=ダァバール
ボワファイ=歪み
、の方向でひとつ。
ボワファイ間違えてた。(*´д`*)イヤン

+連休2日目の4日土曜の夜、数年振りにヒラサワのライブに単身行ってきました。ヒラサワのライブは、ほかでは味わえない面白さがあって楽しいです。まさに『ヒラサワならでは』というのがあります。グラフィックがすごく綺麗だった〜!!

知らないひとにとっては、「ライブでナゼにグラフィック?」という感じだと思うのだけれど、そう、ヒラサワのライブはインタラクティブにその世界観を体感するライブ、文字通り『インタラクティブライブ』なので、『見る』という要素も高ポイントなのだ。インターネットからの参加もできて、その試みが面白い。最近ではライブのもようをストリーミング配信するとかってあたりまえみたくなっている感じだが、ヒラサワ氏はたぶん、そのへんでは先駆者の位置にいるのではないだろうかと思う。

→→→LIMBO-54 インタラクティブライブ
ライブは終わっているのでこのサイトは、まもなく消滅するかもですが。
世界設定などが見られると思います。

ライブ自体がひとつのRPGのようになっていて、物語に沿って進んでゆきます。ステージがスクリーンのようにフル活用され(文字通り、薄いスクリーンが降ろされ、それがフルに使われたりする)、そこに、ものすごく綺麗なグラフィックが投影される。精巧なゲームそのものという感じ。

物語には分岐があって、なんと、そのどちらに進むかを会場の声やネット参加者が決定するのだ。スクリーンに『Shout!』と出るので、それにしたがって拍手したりシャウトしたりとか(笑)、ミニゲームのような遊びもあったりで、観客の決定した方向にストーリイ(ライブ)が進んでゆく。

……と、ここでタイムアウトなので、続きは帰宅後……
(ちゃんと書く予定。そして早くお手紙を・泣)


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で、帰宅後です。本日は定刻より30分早く帰らせていただきました。私的な用事ですみません。といいますか、自分の引き摺っている物事をひとつひとつ治めるための帰宅です(苦笑) こう書くともっともらしいような感じですが、お手紙書いたリなど、なおざりに延び延びにしている使命を果たすため、というのが理由です。メールの日付けを見たら、なんとひと月も経っており……こ・これは許されない(泣)

さて、罪を背負いつつ(苦笑)、続きを書こうと思います……


インタラクティブライブのストーリイは、小説になりそうなぐらいよくできているものです。いちばん向いているのはやはりゲームかもですが、SF的な要素やアイテム使いが面白く、毎回誰が考えているのだろうと興味津々。やはりヒラサワ氏なのだろうか? 映画のようだ。一度のライブでしか使われないのはもったいないなぁという感じ。ストーリイは分岐によって、バッドエンドとグッドエンドのものに別れる。今回(東京公演1日目)はバッドエンドでした。前のライブも確かバッドだった ( ̄▽ ̄;)  バッドといっても、救いの無いものではなく、それなりに納得させられるような……

わたしはというと、終始歪みっぱなしでした(笑)
『何だ? なにが起こったんだ』
『ここはどこだ?』
『オマエは間に合わなかった。』
『私は死んでしまったのか?』
『死んでもいないし、生きてもいない。』
『さぁ、行け!』
……バ・バ、バロック!? Σ(゜△゜)

こんな感じのモノローグ(?)から始まったのでしたが、のっけからバロックを連想するわたくし。ほかにも、ヒラサワが複数存在してしまったり、バロチックなポイントがあったりなど。最近脳みその退化が激しいので、随所曖昧で上手く説明できないんですが……
や。チトわたしのこの説明ではわかりにくいんですが、確かにバロチックなポイントが存在しており。

終盤でCGのヒラサワが四角い箱をもつ姿に「箱の者!!」 あまつさえ、その箱を振るヒラサワが、何が入っているのかと聞かれるので、すかさず「娘」と答えたくなったりとか(笑) バロッカーなひとと一緒にこの場に居たかったと痛切に思いました。

ほかには、ヒラサワが演奏しながら回している円盤があって、「あの装置は何だろう」とか気になったり、CGのヒラサワが俳優の萩原流行にちょっと似ていると思ったりとか、ひとりのヒラサワが3人4人5人♪ 手〜ごわーいーぞ〜とか(元歌知らないんですが・笑)<出典:お父さんは心配性(岡田あ〜みん)、余計なことばっかり考えていました ( ̄▽ ̄)

音楽は、音響があまりよくなかった感じがしますが、やはりヒラサワ好きだぁ!! と思いました。イイッス。しかも、好きな曲がナマで!!!! ナマで聴けてウハウハってもんです!!!! まわりに聴こえないのをいいことに、一緒に歌いました(笑)<わたくし、こういう音楽ライブは、知っている曲は殆ど一緒に歌います(笑) なんとなんと、ナマで聴きたいと願っていた "Siren *セイレーン*"、わたし的上級讃歌 "ルベド[赤化]" を歌ってもらえて感激。特に "ルベド[赤化]" はアンコールの曲だったので、喜びもひとしお。なぜこんなピンポイント的に聴きたい曲をうまいことチョイスしてくれるのだろう的な。しやわせ。

曲は、今回の最新アルバム『BLUE LIMBO』の収録曲のほかに、『救済の技法』収録曲の "TOWN-0 PHASE-5" <ナマで聴いても出だしのかけ声がわからない(謎)「ィインヤアアァアア」??(笑)、"庭師KING" <わたし的サムの愛称(笑)や、『SOLAR RAY』収録 "Gemini 2"、オフィシャルサイトが反戦にちなんでウェブ上で無料配信を行っている "Love song" のほか、ドリキャスでゲーム化している『ベルセルク』のサントラ収録曲『INDRA』も聴くことができました。うひひぃ (* ̄▽ ̄*) 知らない曲もありました。"プラネット イーグル" ??
→→→殺戮への抗議配信(無料配信)

ちなみに、ライブの開演前は、『SOLAR RAY』から "ソーラ・レイ 2"、"オーロラ 2"、"賢者のプロペラ 3"、"世界タービン 2" などたくさんの曲と、千年女優サントラ(版アレンジ)のロタティオンなども流されていたような。終幕後には『賢者のプロペラ』収録曲 "賢者のプロペラ" が。

ライブが終わってもみんな席を立とうとしないでずっと拍手。"賢者のプロペラ" を延々4〜5回は聴きました(笑) で、会場の雰囲気的にわたしも席を立てず、一緒になって拍手をしながらヒラサワをまっていたところ、"ルベド" のアンコールとなったわけです♪ 思わず歓声。 みなさん、こうしたアンコールが定番なのをよくご存知の様子。というのも、コンピュータの調子がよくなかったようで、ライブの出だしと終盤に順調にいかなかった箇所があり。ヒラサワ曰く「恒例の、アンコール+やり直し」と相成り……ヒラサワのMCが聴けて喜ぶわたくし(笑) ラストのシメを再度GO。

大阪では何の問題も無く順調だったようなのですが、東京公演1日目のこの日はあいにくのトラブル。途中映像が止まったときに、「ヒラサワ〜」とか「ガンバレ」という声が、絶妙の間でポツっとかけられ、会場、和やかに湧いてました(笑) だって、映像が途切れるとみんな笑うんだもん(笑)<ライブ素人のわたし的には「笑うとこちゃうやろ!」的に少々ハラハラ Σ( ̄△ ̄;) 客層は兄さんばかりと思いきや若い女性もかなりいるのですが(前参加したライブの際は、ベルセルク関係で女の子が多いのかと思ってた)、常連さんが多いっぽい。コアな固定ファンがたくさんいるという感じかな。


とにもかくにも、ひとりでも楽しめたしあわせなライブでした。そりゃもちろん、連れがいたほうが楽しいですが。帰りの東京タワーも綺麗で(笑) 毎日見てるくせに、ライトアップした様子を至近距離で見たことが無いのはおろか、昇ったこと無いのよね ( ̄▽ ̄)

写真を撮ろうかと思ったのだけども、周囲にひとがいたのでやめときました(照) やー。すごく綺麗だった。デートするようなことがあったら来たいなと思うほど。さすが東京の由緒正しき名所!! 侮れません(笑) 会場から近いことがわかっていたので、家を早く出てライブの前に昇ってこようかと一瞬考えたものの、わたしの行動パターンからしてそんなことができるはずもなく(…)、タワーはまた今度ということで。

この日は、イベントに行くのを迷っていて、へこんでいたのでしたが、そのへこみを音楽で補完したという感じでした。現実としては、会いたいひとには会えていないし、なにも解決してはいないが、消耗している気持ちの部分では、ややその欠落を補うことができたかもという感じ……心的にも、ライブに行くことを決めてよかった、ライブがあってよかったという感じの日でした。


(0506 13:28 UP、続きは22:14 UP)


書いてる人:ミァハ(双星たかはる)
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