2003年07月31日(木)  あれから2年目の夏。  





 もう八月が来ようとしている。
 早いものです夏休み。宿題全然進んでません。
 18日〆切なのになぁ。(のんびり屋)





 今日はPCを教えに友達(?)宅へ。
 良く遊びに行っていて、お泊まりなんかもしょっちゅうする。
 同級生の男子と、1個下の後輩と、12個下の五月蝿い三歳児が、
 お出迎え。(笑)
 同級生の男子は、あたしといざこざがあった人。


 何だか無性に、如何にもならない思いでいっぱいでした。










 あたしとそ奴は、何回もここに書いているけれど、
 ちゅーとか、それ以上とか友達なのにしちゃった関係。
 ある日泊まりに行った時、酔った勢いで、
 その関係を終える事にした。


 それからのあたしは、そいつが居ないとどうにもならなくなって、
 恋をしていたのか、
 それとも欲求満たしたいだけだったのか、
 未だに悩んでいるけど、
 その関係を断ち切った事に、後悔を感じ始めてる。




 そいつに感情はない事は分かってる。
 だからこそ余計に辛い。
 その時のあたしは、まだまだ純粋で、
 「男なんて、感情がなくてもやれるんだよ。」
 とか、普通に口では言ってたものの、
 あたしは理解しきれていなかったみたい。





 初めてそう言う事をした時、友達が心配して、
 そいつに、あたしに恋愛感情があるのか聞いた。
 答えはNOだった。
 夜の公園で、泣き崩れた事を今だ鮮明に覚えてる。
 夜桜が綺麗で、はしゃぎながら歩いていたのに。
 其処でその関係を切れば良かった。
 あたしは、恋愛感情がなくても良い。
 そんな考えが、頭を過った。
 いや、今考えるとそれしか頭の中に入ってなかったのかもしれない。


 それから、なあなあにそんな関係は続いてた。








 断ちきった後、あたし達の間には何らかの壁があった。
 それを越えなければ、もう、もとのように泊まったり、
 普通に会話すら出来ないと、
 あたしは一人思ってた。きっと、あいつもそう思ってたのかもしれない。










 今日一緒に居て、初めのほうは何も言葉を交わさなかった。
 ただ、御飯食べてる時に、
 ちょっとだけ喋って、その間にある壁の向こうに、
 あいつのシルエットが見えた気がした。
 嬉しかったけど、ちょっと悲しかった。
 もう、あんな風に楽しく過ごせる時間なんて、
 そりゃ良くない関係だったけど、
 あれだけ満ち足りた時間はなかった。
 近くに居て、お互いの体温を確かめ合えるのが、
 こんなに幸せなことなんだと、初めて知った。
 例え遠くに居ても、幸せは感じられていると思ってた。
 それはそれで、充分幸せだったけれど。


 そんな時間は戻ってこない。
 そう考えるときゅうに寂しくなった。







 誰かにこの思いをぶつけたかった。
 どうしようもないこの感情って、
 涙で流すしかないとあたしは思った。
 誰かに話しかないと思った。
 でも、誰に言ったら良いのか分からなかった。
 誰にも嫌われたくない。
 本当の汚いあたしを見て、
 嫌われるのが怖いから、誰にも言う勇気が湧かなかった。
 聞いて欲しいと思った人は居る。
 でも、一番嫌われたら怖い人だったりもした。


 かと言って、一人心の中に閉じ込めると、
 またおかしくなるような気がして。




















 さいきんちょっとおかしいんだ。
 夏だから?あれから2年目の夏。
 始めてリスカを覚えてから、2年目の夏。
 病気になってから、2年目の夏。
 同じように記憶は蘇るのだろうか。


 気持ち悪い。













  

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ほっとけない 世界のまずしさ 

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