2003年07月20日(日)  あたしと、あいつ。  





 曖昧な関係で終ったせいでしょうか。
 二人の間には、まだ、何か大きなモノがある気がします。



 身体を寄せ合った仲を、
 切り裂くのは簡単だったけれど、二人を繋ぐ周りは切れない。
 どうしたら、もとの仲良しに戻れるのだろうと思う。
 誕生日プレゼントに。と、赤いカバンを貰ったけれど、
 そこに、憂鬱や不安や、罪悪感が混じっている。
 あの人がしたことは、
 きっとしては行けない事なのだろうけど、
 それに乗ったあたしも、いけない気がする。
 どんどんはまって、抜け出せなくて、ずるずる。
 泥沼に嵌って行くような、そんな感じ。


 身体は快感を覚えて、
 「それ」を求めてしまう。
 忘れかけても、触れられるとそれはすぐに熱を帯びて、
 どうしようもなくなる。













 友達以上、恋人未満の関係と言う物は、
 其処に感情がなければとても楽な物だと知った。
 友達以上の感情など、
 必要なくても、快楽は好きなだけ得られる事を知った。


 でも、それは許されなくて、
 それは、「真面目」で「良い子」にいきるあたしには、
 許されるはずがなくて。









 「その関係」は、あたしから断った筈なのに、
 心と、身体は断ちきれて居ないのは何故だろう。
 そして、その関係を断った事に、
 後悔を今も持ちつづけてる。



















 友達以上の感情はない。
 ただ、その人の唇と、身体が欲しいだけ。



















 最低でしょう?
 殺してしまいたいほど、最低な女でしょう。






 あたしを、嫌ってください。
 そうすれば、もう、何も残らないから。

















  

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ほっとけない 世界のまずしさ 

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