2002年07月18日(木)  「あたし、去年の夏腕切ったんですよ。」  





  目が腫れてますよ。おねいさん。
  目が赤いですよ。うさぎさんみたいですよ。


  どれだけ泣いたでしょうね。
  ひたすら泣いてました。阿呆ですね。























  四時間目の前にね、あたし保健室行ったのさ。
  んで、気持ち悪いのさぁ・・・。と居座ってたのね。


  昨日も心配してくれてた先生が着てくれてさ、
  お話ししてたんだけど、
  色々言おうと思っても、タイミングがあわないんだよね。
  だって、給食タイム入るし。





  御飯は保健室にて。初めての経験、略されて初体験☆
  あんまり食べれなくてさ、っていうか、最近本当に御飯食べれないんね。
  秘密兵器だ!とか言って、保健の先生職員室まで走っていくわけさ、
  んで、何もって来るんだろうと思ったら、「ゆかり」。
  得意げに其れをかける先生でした。


  これはねー先生がおにぎり食べる時用にあるんだよー♪
  とか言ってたら、後ろから謎の声がしたのさ。
  明らかに可笑しな声だったのさ。うん。
  1年生の時の担任の先生でした。
  御飯食えー食えー食えーとかずっと言われてて、
  無理だもん。食べれないもん。
  友だちが着て冷凍パインを上げました。
  喜んで奴は食べていたよ。うぬ。










  先生と二人っきりでお話しさ。
  色々言って見たよ。今の事。何もしたくないんだよ。って事。
  色々言われたなぁ。


  出来ない物は出来ないし、したくない物ならしなければ良い。
  お前が今ココにやる事を持ってこれば、其れをオレが全部処分してやるよ?なぁ。

  ってような事を言われた。他にも言ってくれたけど。








  学年集会は後で聞いてた。
  一人悲しく。色んな先生着てくれたさ。
  むー・・・。























  帰りに保健室行って、色々言って見た。


  腕を切る癖の事も、死にたいって思った事も、
  そう言う事を言って見た。
  お母さんに何も言えない事も、病院へ行って診察してもらいたいことも。
  でも、何も納得は出来なかった。
  其れで気持ちが晴れたわけじゃないし、切り替わったわけでもない。





  言う事をずっとためらっていた。
  やっぱり言い出しにくい事だった。
  すぐに言える訳ないけどね。
  でも、言わないと説明できない。
  ココで言ったら、何かが変わる。
  そんな感じがして。







  「あのね、あたし、あたし、去年の夏手首、切ったんですよ。」




  裏切りなんかより、約束なんかより、
  自分を大事にしなさいと。
  そんなのは裏切りじゃないんだよ。


  だって、裏切りだって言われたよ。
  だから、だから・・・ずっと、そう思ってたのに。













  「で、消えたいって思ったんですよ。で、一回落ちたんですね・・・」



  生きる事だよ。
  生きる事。わかってるでしょう、貴方は物分りが良いから。
  自分を傷つける事だって良くない事だよ。
  ね、解るでしょう。














  でも何か変わったかなぁ。
  解らないけれど。
  何か変われば良いとおもう。






  辛かったら、保健室で休めば良いよ。
  そう言う事を言われて、少しは気が楽になった。ような気がする。

























  何か今日誉められた。
  平和についての作文が良い物だったらしい。


  そんな良いことかいたかしら。












  

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ほっとけない 世界のまずしさ 

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