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2004年07月28日(水) --- NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE

 試写行って来ました。
 盛大にネタバレしてるので閲覧注意です。








 実はまったく期待してなかったのよ、この映画。だって香取くんが頬にうずまき描いて「〜でござる」とか「ニンニン」とか「ケンイチ氏」とか言っちゃうんでしょ?それってどうなのよ?と思ってたわけで。
 期待してなかったせいなのかどうなのか、面白かったっす。寝不足だったんだけど、「箪笥」の時と違って眠くなる暇もなかった。
 観ながら思った事を箇条書き。
 
 ・実写版ハットリくん、不思議なくらい違和感がなかった(笑)ほっぺのうずまきも「〜でござる」もね。これにはびっくりだ。
 ・ケムマキがクールなキャラで卑怯だと思った(笑)ゴリの演技もナイス。
 ・スパイダーマンみたいなアメコミ風CGがちょっとクドいかなと思うんだけどあれは海外進出時を見据えた演出なのかなー。
 ・ケンイチを演じるジャニーズJr.の子はケンイチって言うよりのび太っぽかった。台詞の棒読みっぷりがかなり酷かったけど、あの年代の子どもってみんなあんな喋り方だったかしら?
 ・缶蹴りの時にブリーフ一枚で満面の笑みを湛えたケンイチが缶に向かってダッシュするシーンは目のやり場に困った(苦笑)スローだしさ。忍法・空蝉の術を参考にしたのは分かるが、ズボンまで脱ぐ必要あったんかいな。
 ・田中麗奈演じるミドリが盲目に見えなかったのがちょっと残念。絵を描くのが趣味という設定だけど、ケンイチの似顔絵を描くときはケンイチの顔を触って描いていたのに、黒影の似顔絵を顔を触ったわけでも無いのに上手く描いちゃった当たり相当無理が…盲目っていう設定そのものが必要なかった気がしないでもない。
 ・東幹久演じる忍者オタクの刑事がなかなかいい感じだった。忍者が実在していたことを知った時の嬉しそうな顔ったら。
 ・そういう部分とか、要所要所の細かい部分でくすっと笑えるシーンが多め…だと思う。
 ・ストーリーはわりとありきたりな感じ。その分俳優の演技やキャラが光ってたから楽しかったのかも。

 オススメとはいかないけど、見て損はないと思う映画でした。
 上映時間も1時間40分と若干短めだしね。


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