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2003年08月24日(日) --- 猟奇的な彼女/24時間テレビ 「MOON CHILD」を借りにTSUTAYAに行ったのに、ビデオもDVDも全部レンタル中だったので、ふと目に止まった「猟奇的な彼女」を借りてきた。ネタバレ部分白字で伏せるので、見たい方はドラッグまたは「すべてを選択」(←Winの場合。Macの名称は不明)でドウゾ。 ん〜。ちょっと集中力欠けてる時に観てしまったのは失敗だったかも。途中、字幕を目で追ってはいるんだけど頭の中に入ってこなくて、巻き戻すことが何度もあった。 確かに笑える。笑えて泣けるストーリー。途中「こんなのありえねぇ!」って思うものもあるけどな(^-^;しっかし冒頭いきなり電車で座っている乗客の頭の上からゲ○をかけるってどうなのよ…思わず目を背けてしまった(苦笑)とんだヒロインだ。 私って多分純粋なラブストーリー映画向いてないんだろうね。何で彼女とキョヌが別れなくちゃ行けなくなったのかが良く分からなかった(^-^;彼女が以前の恋人をあんなにも忘れられないのは彼と死別してしまったからというのも、キョヌが彼女からの手紙を開封するまで分からなかったし。アレがもっと早く分かってたら、キョヌと彼女との離別、そして2年後の再会の意味ももっと早く分かってたと思う。私が馬鹿だからいけないのか?(笑) あとね〜。その死別した彼はキョヌの従兄弟だったっていうのも、キョヌが手紙を読むシーンで悟ってしまった(苦笑)冒頭でキョヌの母親が伯母さんは一人息子を亡くして…ってキョヌに話してるのを思い出してね。で、伯母さんと彼女が逢っているところにキョヌが現れて運命の再会!っていうオチも読めてしまったのよー!やっぱり馬鹿だよ私ー! でも「運命は努力した人に偶然と言う橋を架けてくれる」だったかな?あの台詞いいね。木の下で彼女が逢ったおじいさん、いい味出してたね。 しっかしバラの花を彼女にプレゼントした時のキョヌ、いい顔してたなぁ…。 あ、あとヒロインの名前は一貫して「彼女」で、彼女の本当の名前が出てくることは一切なかったのね。キョヌの視点で描かれた映画で、彼女の両親も出てくるのに、彼女の名前を一切出さない台詞回しってすごいよなー、とも思った。 ************************* 24時間テレビ。ああいうお涙頂戴番組は嫌いだ!と前々から母親が言ってたけど、私も年を重ねるごとになんか白々しくなってきて、最近はもうバラエティとして楽しんでる。結局見たのはスペシャルドラマと、山田花子のマラソンをちょこっと、あと深夜のヒッパレもどきの番組くらいかな?深夜は他に見るものなかったからさ。 スペシャルドラマ「ふたり」はあややが出てるってことで(笑)見たんだけど、やっぱり考えさせられるなー。私も原チャリ乗るから他人事じゃないんだよね。 しかし不動産屋の言葉にはドラマだって分かっていながらちょっと腹立った。「主人が歩けないのでバリアフリーの住宅を探しています」という睦美に「歩けないのにどうやって生活するんですか」「車椅子で…」と睦美が答えると「車椅子でどうやって生活するんですか」。 …もしかし車椅子じゃちょっとした段差も上れないと思ってるんじゃないだろうな。 歩けなくても訓練次第で健常者とあまり変わらない生活をしている人は沢山いるのにね。日本の障害者への認識の低さを感じさせるシーンだった。 と、エラソーに言ってる私はどうなんだ、って感じなんだけども… 確かに身内に障害を持っている人はいないけど、高校時代の友達の友達に車椅子の子がいたから、多少は分かってるつもり。 その友達の友達とも同じ高校だったんだけど、ビンボー県立高校が車椅子の彼にしてあげたことといえば、数箇所にスロープを設置したことと、彼のクラスの教室を2階にしたことだけ(うちの高校は1階はすべて特別教室で、各クラスの教室は2階〜4階にあった)。もちろんエレベーターなんてないよ。階段上るときは友達に担いでもらって上るの。でも、車椅子生活が長いから車椅子の操作なんてお手の物で、多少の段差なんてひょいっと上っちゃうし。健常者の生徒と大して変わらない学校生活を送っていたと思う、少なくとも私が知っている限りでは。 ドラマに出てきた不動産屋のオヤジは、車椅子の人をちょっと特別視しすぎてるんじゃないかな。車椅子の人でも自動車の運転やスキューバダイビングができるんだなんて知ったら腰抜かして驚くかも(笑) チャリティーマラソンは「山田花子が110km走りきれるよう応援しよう」ってネット上で言ってる人がいて、実際にコース予測立てて追跡しようとしてる人もいたから、面白そうで見てた(笑)なんでも、去年の西村知美、終盤ありえないスピードで走って放送時間内に間に合うように到着したらしいじゃん?そりゃー「途中で車乗ったんじゃないの?」って思いたくもなるよ。実際、今年のランナーが花子に決定したときのネットニュースの記事に「いざとなったら車に乗ればいい」って書いてあったしね。 で、どうやら不正なく110km完走したらしい。弱音を吐かず走り続けた花子は偽善とかお涙頂戴とかなしに純粋に凄い、偉いって思った。でも「負けないで」「サライ」の合唱で応援ってスタイルはいい加減白々しい。徳光さんのテンションの上がりようとか見てると引きます(苦笑) あとゴール直前の花子コールも正直ウザかった。 深夜のヒッパレもどきのバカ騒ぎは最悪。あれってチャリティになるの?電波の無駄じゃない?うっかりセリーヌ・ディオンが見たくてずっと見てた私って馬鹿?(笑) あ、でもそのあとのバラエティの松野明美よりはマシか。夜中にカン高い声で騒がれて、さすがにチャンネル変えた。あの瞬間視聴率がぐんと下がったに違いない。 セリーヌが"My heart will go on"歌った後すぐチャンネル変えてよかったのに、何でずっとNTVのままにしてたんだろ?まぁ、PCの場面ばっか見ててTV画面あんま見てなかったんだけどね。 |
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305年シィルツの旅 Photo by Butterflyxxx(closed) |