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2003年07月08日(火) --- GRAVITATION 広石武彦氏のNEWビデオ"GRAVITATION"をやーっと観ました。ずいぶん前に届いてたけどなかなか観る機会なくてね。 内容は去年10月の原宿アストロホール、今年1月の渋谷ON AIR WESTでのライヴの模様を収録したライヴビデオ。広石さんの音源はオリジナル作品はすべて完全自主制作ってことで、今回もハードディスクをたくさんお亡くなりにさせながら作り上げたもよーです(ハーボット風)。 と、いうわけで低予算で作られたこともあり音響・映像両方に関してよろしくない面があったのだけど、途中1月のライヴのリハ風景や開演前の楽屋内のオフショットもあっておいしかった。開演が迫ってくるにつれ楽屋内の空気が張り詰めていく感じが凄く分かるのね。同じくらいライヴ中のオーディエンスの熱気も届いて欲しかった…(^-^;やっぱり難しいか。 ところで私、1月は最前上手側に陣取っていたのでビデオに映る可能性があってハラハラしてたんだけど、映ってなくてほっとした。10月のライヴはステージから客席を映したシーンがいくつかあったんだけど、1月は同じアングルからの撮影がなかったみたい。でももう少し客席映してもいいんじゃないかなぁ?客なんか見たくねぇよ!って人もいるだろうけど、さっきも書いた通り客が盛り上がってる様が伝わってこないんだもん。 最後、エンドロールにはビデオを予約した人の名前が入るという特典付き。自主制作じゃなきゃ出来ないよね。一生残る記念だからってことで本名で登録したけど、下の名前が同じ人が結構多くて、同姓同名がいたらどうしようとちょっと焦った(^-^;結局いなくてほっとしたけど。結構ハンドルで登録してる人とかいて、それでもよかったかな?と思ったけどまぁいいか。 …あーライヴ行きたい。 ************************* なんかやるせない話が海外から二つ。 ひとつは韓国発。バス運転手が乗客から暴行を受けるという事件が頻発したため、バス会社が防犯カメラをつけたところ、暴行致死事件の一部始終を撮影してしまった。カメラには乗客が運転手に因縁をつけるところから暴行を加えるところ、騒ぎが収まって運転を再開した運転手が突然倒れてしまうところまでばっちり映ってた。動いたままのバスは他の車にぶつかって止まり、たいした事故にはならなかったのだけど、運転手は暴行を受けた際に内臓が破裂していて、そのまま帰らぬ人となってしまったそう。 この運転手、まさかその日その場所で人生に幕を下ろすなんて欠片も思っていなかったんだろうなとか、残された家族のことを思うとなんかやりきれない思いでいっぱいになった。 運転手に暴行を働いた男は逮捕されて、「申し訳ないことをした」と反省しているらしいけど、男がどんな罰を受けても、どんなに反省しても、運転手の命は戻ってこない。 もうひとつはシンガポール発。生まれつき頭部が結合した双子の姉妹の分離手術が行われたが失敗に終わり、二人とも亡くなったという事故。今までに頭部が結合したシャム双生児の分離手術は、幼児なら何例かあって成功もしているんだけど、成人の分離手術は初めて。しかもこの姉妹は頭部の動脈を共有していて分離はとても困難で、失敗を覚悟で手術に望んだそう。 分離手術はするべきではなかったのでは、って思う人もいるかもしれない。でも姉妹はリスクを知った上で分離手術を望んだし、二人の脳圧は健常者より高く、ほうっておけば命に関わる障害が発生していた可能性が高いので、分離手術を行ったこと自体は間違いではなかったと思いたい。 それでも、手術前の記者会見でそれぞれ弁護士とジャーナリストという夢を持ち、「手術が終わったらやりたいことがたくさんある」と語っていた二人の笑顔を思い返すと、やっぱりやりきれない想いがこみ上げてくる。 バス運転手と双子姉妹の冥福をお祈り申し上げます。 ************************* 体調は微妙。 薬で鼻炎の症状はやや治まっているけど… 早く治ってくれ(T-T) 関係ないけど、 何も分かってないくせにえらそーに語られても困るよね。 |
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305年シィルツの旅 Photo by Butterflyxxx(closed) |