|
2003年04月30日(水) --- MOON CHILD2回目 ※ご注意※ 今日の日記は映画「MOON CHILD」のネタバレを多量に含みます。文字の色を背景色と同化させるなどの処置も取っていませんので、まだ映画をご覧になってなくて、ネタバレされたくない方は絶対にご覧にならないで下さい。見てしまってから文句言われても責任とれませんのであしからず。 ************************* 旅日記の続きは後日書くとして。 水曜レディースデーを狙ってMOON CHILDを観て来ました。 新宿ピカデリーだと最終回が18:30で、それを観に行くには9時出勤して17:30に上がらないと間に合わなかったので、渋谷シネパレスのレイトショー、20:00の回に行ってきた。わざわざ電車代かけてな(^-^; 前回はどうも世界に入り込めなかったんだけど、今回はぐぐっと引き込まれた。トシが死ぬシーンや、クライマックスでケイが5人で過ごした日々やショウとの出逢いを回想しているシーン、ラストの海で写真撮影をしているシーンとかで涙がじわーっと。結構泣けました。絶対アイメイク崩れてると思って、映画終わった後いっそいでトイレに入って鏡見たら、メイクは大して崩れてなかったんだけど、徹夜した後に必ず出来るのと同じクマが目の下に出来てて(^-^;徹夜したわけじゃないのに何故クマが…?次回からはグラサン持参だなぁ。 泣けたといえば、オープニングでも泣けた(笑)いや、どうも私音楽に感化される部分も強いみたいで。「タイタニック」でもオープニングのBGMでぞわーっと鳥肌立ってその後涙がじわーっと…ってこと何度もあったんだけど、ムンチャでも同じことが起きた。音楽との相乗効果が結構大きかったんだよね、タイタニックもムンチャも。しっかしオープニングで泣くってどういうことよ(笑) あっ、オープニングと言えば映画の前にGacktのフジカラーのCMとHYDEの40メロミックスのCM流れるでしょう。HYDEのCMで彼が花瓶を投げつけるシーンがあるんだけど、投げつけた後のHYDEの表情に注目ッス。萌え〜v ん〜、やっぱり40メロは30秒CMの方がおいしいなぁ…捕獲したいなぁ。 で、映画の話に戻って…見ていて気づいたことがいろいろあったな。2025年のシーンでは19歳のショウのヤンチャな部分が良く出てるなって思ったり、2034年のショウと孫との銃撃シーンでショウがそのヤンチャしてた頃の表情に戻ってるのとかね。目なんかキラキラしちゃって「ワクワクするな」って台詞があったけどまさにその通りって感じの表情。 ところで、ケイはショウやトシ、信士の成長を見守ってきたわけだよね。たぶん、信士には嫌われてたんじゃないかと思うけど…(ショウがなついてるからあからさまな態度は取らなかったけど、内心に『奴は化物だ』っていう思いがあるからあまり近寄らなかったんじゃないかと)。とりわけショウの成長は友人っていうより兄貴とか父親の心境で見ていたんじゃないかなと思った。どんな思いでそれを見守っていたのか、不老不死の経験がないので考えても分からないけれども(苦笑) あと、ケイが「泣き虫だな、ショウ」と言って彼の涙を拭うシーン。CMとかで結構流されてたから、あのシーンだけでやれモーホー映画だの耽美映画だの言われてるけど(泣)、その後の「昔のお前を思いだしたよ」って台詞でそういう意味ではないことが分かる。ショウが気弱で泣き虫だっていう設定がきっちり描写されてないから、青年のショウが青年の姿(でも実際は137歳)のケイに「泣き虫だな」って言わてる様がおかしく見えるんだろうけど、昔からショウが泣くたびにケイはショウの兄貴や父親のように、ああやってショウを慰めてたんだろうなって思うとあのシーンも自然に見えるでしょ。 ええ、だからそういう映画じゃないんです。(にっこり) しかし孫兄妹の扱いが後半ちょっと酷かったと思わん?イーチェは口がきけるようになったと思ったらいきなり余命いくばくもなくなってるし、孫は孫でケイに撃ち殺された後はお払い箱?死にかけてるショウをケイが抱きかかえてるシーン、傍に倒れているはずの孫がいなかったもん。もうちょっとどうにかならなかったのか… あと、彼を語らないわけに行かないでしょう。そう、1回目に観た時は彼の登場シーン中、笑い転げすぎてその間マトモに見ていられなかったジュンくんでゴザイマス。つーかハギギに「(忍者なんか)いねぇんだよバーカ」って言ったら何故かショウに睨まれてビビってるジュンくんが大変面白かったです。なんか素っぽくて。Gacktに睨まれてビビるYouくん。ありそうありそう(笑) しかし、「微風」でYouくんの演技を事前に見ていた私としては、結構台詞とか演技とか自然でほっとした(笑)。もうね〜「微風」のアレを考えるとね〜(笑) 周囲では演技がちょっとな〜と言ってる人も多いけど、私はYouくんもHYDEも初めての本格的な演技であれだけできれば及第点じゃないかな?って思う。プロの俳優・女優のくせにもっと大根な奴いたもん、だって(笑) 確かにツッコミどころ満載だし、ここをこうすればもっといい映画になったのに勿体無い、って箇所は沢山あるんだけど、純粋にいい映画だなって思えた。感動したかと訊かれるとちょっと首を捻っちゃうけど(苦笑)。 Gacktが描くMOONの世界に触れているからファン以外の人たちより楽しめるのか、単にファンのひいき目なのかは分からないけどね。 あと3回くらいは観に行ってもいいかなと思っている私。 1回目に観た時は雨降ってたんで湿気にやられたらイヤだと思って買わなかったパンフレット買って来たんだけど…なんじゃこりゃ。物語のオープニングが1999年12月31日になってる。2000年じゃなかったか?新世紀は2001年からだし。あとルカが死んだのは2014年じゃないよね?2001年の初日の出に焼かれて死んだんだったよね?ついでに「ショウをかばい壮絶な最期を遂げるトシ」って…。終いには「マレッパの公演の壁画」だし(苦笑)誤字が多すぎ!チェックする暇もうちょっとなかったんですか。 あとね、ケイの紹介のとこ、「生きている人間の血を吸うとその人間がヴァンパイアになってしまうので、死んだ人間の血を吸って生きている」って書いてあるんだけど…ショウとの出逢いの時の吸血と、トシが死んだ時の吸血って獲物(ヲイ)は吸血時まだ動いてた(生きてた)ような気がするんだけど…ってまぁこの辺のツッコミどころは数えたらキリがないからいっか(いいのかよ)。 ちなみに、パンフの中身はストーリーに人物相関図、映画のキーワードの解説、出演者の役柄紹介とメッセージ、絵コンテの紹介、衣装の紹介、GacktとHYDEのインタヴュー、撮影時のエピソードなど。インタビューの中で、この映画はもともと自主制作的な規模の小さいものにする予定だったとGacktが語ってる。むしろそっちの方が良かったんじゃ…浜崎あゆみの「月に沈む」みたいに単館上映で上映後にDVD出して、みたいな。でもその規模で実現してたらHYDEの出演はありえなかったのか。うーん。 あ、人物相関図の所にジュンくんの写真載ってます。持ってない方は是非買ってチェキ。(笑) ************************* まだ書きたいことあったような気がするんだけど、3時過ぎたので寝ます。ねみー! 1・2日と休みたかったんだけど、2日の営業会議の資料を1日に作らないといけなくて1日休めなかった(T_T)会社のサイトのログ集計だから、事前に作成しておくってことが出来ないのよね〜。 2日は休むぞ。 ************************* 他人がどう思ったって私はそう思ったからいいんだよ。 文句あるか。(誰に喧嘩売ってんだ誰に) |
|
305年シィルツの旅 Photo by Butterflyxxx(closed) |