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2001年08月04日(土) 希望

今、少年犯罪はどんどんエスカレートし大きな社会問題になっています。しかし私はこう考えます。いつの時代の子供達でも大きな可能性を秘めており
、現代に於いてその可能性や希望を奪い去っているのは私達大人であり、その結果、子供達も大人が思っている程馬鹿ではありませんので、見限られているのは私達大人のほうなのでは無いかと。今の子供達の親の世代は受験戦争が社会的に取り上げられた時代を生きて来た世代です。いわゆる教育ママに育てられた世代です。その結果他人を蹴落とす事を憶え、自分の事が最優先という考えを持つに至り、それが親になっても変わらずに自分の描く理想の子供に育てようとする。そこには子供の個性も人格も認めない親の姿がある。テレビのニュースではリストラだの失業率うんぬんだのばかり。これではいくら親がレールを引こうとしたって子供達がそんなレールを信用するはずがありません。その結果子供は親を見限ってしまうのです。ですからこの社会現象を変えていくには私達の世代がまず視野を広げる事が先決です。そして様々な、それこそ星の数程ある生き方を子供達に示し、可能性を広げてやるのが私達の使命なのではないでしょうか。中卒だって良い。不登校だって良い。でももしいつか例えば大学に行き、勉強したくなった時の為に高校はもっと柔軟になるべきだと思います。例えば学校に来なくてもボランティアで単位が取れるとか、一芸で単位が取れるとか。とにかくどんな子供でも
希望を手に入れた時人間的に大きく成長するんです。ですから私達大人が子供達に希望を与えられる様にまず成長しようではありませんか。


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