夜中に　友人から
『あのビデオが放映されてるよ！』と携帯メールが入る。

チャンネルをえぬえっちけーにあわせる。
懐かしい映像。

えぬえっちけーの収入は、実は受信料よりも
出版物やビデオライブラリーなのですが、
そのビデオは　たまにTVで放映されたりする。

内容は至極まじめで　いろいろなことを考えさせらるもの。

主人公である女性は子供のころから　ずっとえぬえっちけーに
撮られつづけていて、結婚を期にそれをやめることを希望された。

実はその映像に　学生時代の友人たちとちょこっと出ているのだ。

懐かしくなってテンションがあがり
おもわず友達にメールを送ろうとしたが、
あきらかに私の年齢がばれるので　1人だけに送った。
ネットの上の友人は　私が二十歳だと信じているはずだ。
ホンモノの私を見ても　信じているはずだ。

そんなちっぽけなことに
かかずらっている己の　本当にしょーもないことよ。

彼女は結婚してママになった。
元気でいるのかな。

では　いってきます。