目口覚書
■目口覚書■
ごめんください
どちらさまですか
お入りください ありがとう

2002年09月27日(金) 義理なる姉兄

イライラが募っていた時、私は義母に相談しようと何度も思った。
けど、どこかで「してはいけない」と引っ張るものがあった。

 義母が話しを聞いたら 烈火の如くダンナさん(mY夫)を
叱り飛ばすに違いない。
そうすることでダンナさんに婉曲に復讐したかった私がいたと思う。
でもそうなったら彼の性格上 責められたことで返って事態が悪化する。

それに、今商売が忙しい義母に余計な心配をかけたくないのもある。
あと、義母の心酔する教義があって(宗教上ね)それを私に押し付けてくるのでは
という懸念もあったりして、かなーり素直でない、あたし(笑)。


こないだの連休にダンナ一族郎党で法事旅行へ行った話しをしたが
実はこの夜、ダンナ姉兄と私とで夜中までいろいろ語り合った。
そこで わたしはこないだからの一連の話しをした。

この時すでに気持ちは落ち着いていたので 兄弟に知らせることで
彼をなんとかしてもらおうとかなんて まったくなかった。
義母には言えなくても 内に秘めておくのは だんだん
水臭い気もしてきて、聞いてほしいのもあったろうが、
わたしの弱いところも知ってほしかったのかもしれない。
彼らにとってわたしは 何考えてるのかよくわからん存在だったろうから。

彼の様子がおかしいとは気付いてた兄もいたみたいだけど
詳細を聞いて とにかく言葉をなくすくらい彼らは驚いていた。

そらそうや。
うちのダンナさんは 兄弟から見てもそういうことから一番遠い存在だったから。

わたしは 彼の身内に喋ることで ひとつだけ心配してたことがある。
いくら彼に非があったとしても所詮身内。
やっぱり自分の弟がかわいいし、彼の味方になるに違いないから
そういうふうにさせた私にも責任がある くらいのことは言われるかなー
とか思ってた。
もしわたしの弟の嫁に同じこと聞かされたら やっぱ弟の肩持つやろな。


でも違ってた。
驚いてたけど、とにかく弟(mY夫)が悪いというスタンスで
わたしの話しをきいてくれたし、「めぐっちさんが大人でよかったよ」
としみじみ言ってくれた。

いえいえ 大人なのは年齢だけで ぎゃーぎゃー騒いでましたよ。

余談ですが、ダンナさんは末っ子ですが その姉兄嫁婿誰をとっても
私よりはるかに年下なんです^^;。
故に年上の義妹をたててくれたのかもしれませぬ。

姉婿などはカッカきて 今すぐに彼をここに連れてきてとっちめる!
と言い出したのを押えた。
 彼はすぐそこの部屋で 叔父たちとおいちょに興じていたのですがね(笑)

夜中2時くらいから男性陣はおいちょ組も終了したのでお風呂に行くことになり
「くれぐれもダンナさんを責めないでね」と釘をさした。

義姉がロビーにジュースを買いに行くからつきあってって言われて
そのまま2人ロビーで話しこんだ。

いろんな話しをした。
アドバイスも含め ちゃんとわたしの幸せを見据えた上の意見をくれた。
義母にはやはり知らせないほうがいいだろうという共通の認識に至った。

ありがたいなぁって思う。
皆 見守ってくれる。
本当に周囲に恵まれてるよ、あたし。
こういうことの重なりで、どんどんこのファミリーの仲間になっていけるのかな。

かなり感情のぶつかりあいの激しいファミリーなのだが、
私に対しては感情をぶつけず、尊重してくれる。

それがある面 他人行儀で、他人なんだけど入りこめない
いや わたしが他人の線をひいて入れこんでないんだろうな。

血は繋がっていないけれど
籍が入ったことで繋がった縁だもの。
きっと大きな縁があるに違いない。

 実は9月のあたまから ダンナ実家の店を毎昼手伝っている。
丁度 このトラブルが勃発した時とリンクしている。
これも何か意味があるのかもしれない。

心の状態は 店の手伝いするにはつらく泣きはらした顔で出勤していたが
もしあの時期 こういう時間がなかったらヒッキーになってもっと
ひどい精神状態だったと思う。

 店にいる義母や義兄や義嫁たちとうまくやれるか不安で、
はじめは手伝いがイヤだったけど これがあったから家族旅行もぐんと
楽しくなった。人間万事塞翁が馬。


さて、この話しもおしまい。
いつもの目口モードで これからは参りまっほー。

ぶるん ぶるん






↑エンピツ投票ボタン

My追加

 お後がよろしいようで。

おーい 山田くーん。1枚とってくれー。


 <あとっぽ  目次  さきっぽ >



↑エンピツ投票ボタン
My追加
めぐっち [home page] [bbs]
[めぐっちのめ。] [ちょっとmail]
My追加