目口覚書
■目口覚書■
ごめんください
どちらさまですか
お入りください ありがとう

2001年12月08日(土) さて期限の切れる生クリームの変身後は

卵・・・・ある。
牛乳・・・ある。
砂糖・・・ある。

ということで、母が持たせてくれた数少ない嫁入り道具のひとつである
茶筅(ちゃせん)でお抹茶をシャカシャカ。

じゃーん。抹茶アイスの誕生ぉぉおお。自分で言うのもなんだが旨い(あ、自慢?)
そりゃ合成保存料・添加物無しの新鮮アイスだもんなー。旨いべ。

ミカンの袋もむき、りんごはうさちゃん状態にしてグラタン皿にレイアウト。
貰い物のとろけるプリンとやらをパカッと伏せて プリン・ア・ラ・モード。
そこに抹茶アイス。
なんとも不思議な取り合わせだが、まぁいいだろう。

酒好きのくせに 甘いもの大好きダンナさんは 目を徳光さんのように細め
嬉しそうだ。

だが、その嬉しさの顔の裏側には人言えぬ陰がある。はず。

私が ダンナさんに小言をいう時、それは寝る前至近距離でしっかりと
逃げられないようにしてからだ。目と目としっかり合わせてもう離さない。

私の話しが佳境に入ろうかと言う時、必ず奴は目線を泳がし、
「あ、はにー。(ちなみに彼は、ホンマにわたしのことをはにーと呼ぶ。
まゆ毛つながってるよ」
「はにーったら、ヒゲ生えてるねー。」

「うるさいっ!はやしとんぢゃい!!!」
何 話し変えとんねん!ハラタツ。

そんな毎日を楽しく送る中、寝ている奴の左側に添い寝してみた。
それまで左側向いていたのに、す〜っと右をむきゃぁがる。
今度はわざわざ右へ移動する。
まるでわざととのように、反対側を向くダンナさん。
熟睡していることは その沈むタイタニックのような轟音でわかっている。

・・・・・・・・・
「おいしーよー♪」
アイスを食う奴の腹の底にはきっと別の想いがあるに違いない。


 <あとっぽ  目次  さきっぽ >



↑エンピツ投票ボタン
My追加
めぐっち [home page] [bbs]
[めぐっちのめ。] [ちょっとmail]
My追加