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2001年08月10日(金) ■目覚める前の夢■

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今朝。無理矢理夢の世界から連れ戻されて
シャワーを浴びていたら
思い出した風景は
年代物の鈍色鉄格子のドアの無い昇りエレベーター。

途中、止まらない階で
その「青年」は驚いたように私を見る。

スローモーション。

ゆっくりとその顔が下に降りていく。

知らない顔。

だけど

彼は誰だろうってずっと考えてた。

私、本当は知ってる。

でも今は‥

ねぇ。

知らないフリをしても良いよね?

だって面白くない答えが見えるもの

村上由佳の『天使の卵(エンジェルズ・エッグ)』を読む。

あんな風に愛されたい。

いや・・
愛されているのだろうけれども。

私。わがままだから、求めすぎているだけなんだろうね。

「もっと、もっと愛して!」って。

しかも、愛して愛して押し売りのように背負ってしまう

いつもそう。

そうして、呆れられて「さようなら」を宣告される。

その幾度の繰り返しで、きっと、私。

彼の「さようなら」が怖いんだろうなぁって。

解っちゃった。

私、解っちゃった。

私、寂しい。

すごく、寂しい。


どうして?


あたしはダメだなぁ・・・


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