噛む茶・研究記録
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| 2003年05月29日(木) |
一番茶が・・終わった。 |
今日が最終の、玉露の仕上げをした。
昔のような海苔香はないが、甘味は十分期待できる。 やんわりと静かに火入れをした。
今年のお茶は、下葉が早くに身が入った。 新芽のやわらかな味と下葉のしっかりとした味がミックスされて お茶本来の味を形成する。
それを自然が気候の中で作り上げていく。 人間の努力は、ほんの数%しかない。
温暖化現象。 言葉で片付けてしまえば簡単だが。
変わってしまった気候は仕方がない。
今年は、この気候の味と香りが証明する。
お茶は、お湯の温度で、何通りもの味わい方がある。 ぬるま湯。 白湯。 水に近い温度。
熱い温度は、舌の感覚を破壊する。 柔らかい新芽の味を楽しむなら、やさしい温度で出すことが必要。
柔らかさを知る。 そのときの気候を知る。
舌に感じ取れる、その味覚が、そのときを感じさせる。
渋味感は、植物の抵抗の証。 感じ取れ、そのたった一杯のお茶に。
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