噛む茶・研究記録
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| 2003年05月20日(火) |
日がたつのが・・早い。 |
新茶の買い初めが、4月19日。
4月15日が雨。 快晴の条件と相場と茶の内容を見て、18日を買いと見た。 この日に予約をして、19日にお茶が届いた。
他の場所の出来具合も確かめた。 ボクの買い付けの場所は、確かだった。
お茶の味や香りは、表土の深さにある。 茶畑の条件は、生まれた土地の、そこを開拓し選んだ条件に当てはまる。
表土の深さは、選んだ者の絶対条件である。 作業がしやすく日当たりも良く、色んな条件を当てはめると、なかなか条件を満たさない。
その微妙な条件と生産意欲の重なりが、美味しいお茶を作る。 人間の努力は、自然の中では10%にも満たない。
早いから高い、有名産地だから美味しい。 そんな事は絶対無い。
どこの土地にも、それぞれの美味しい物はある。 その条件を最初に満たすのが地形である。
表土が深くある茶は、茶葉自体に力がある。 冷めた味にも、その深味はある。
快晴の緑茶を決め込むのに、何十年掛かったろう。 今の仕入れ場所を絞りこむのに、何十年かかったろう。
人に伝えるのは簡単だ。 この条件さえ分かれば、お茶の奥いきが分かる。
呑むだけ、香るだけでそれがわかる。
若い頃には、とうてい考え付かなかった。 売れればいい、そんな考えしかなかった。
この頃気候がズイブン変わってしまった。 想像し得なかったくらい変わってしまった。
そんな変わってしまった条件の中でも、私の説は間違っていない。
舌は、今も昔の味を香りを忘れていない。
丁度、1ヶ月立ったか。 4時起きして、夜1時近くまで掛かって・・・・・・。
疲れはしないが、この頃充実感がわかない。
追求する物と私とに距離を感じる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・。
今年もうまいお茶がそろえられた。
もっとうまいお茶をと・・・そればかり考える。
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