雑記

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2004年06月27日(日) 仕事また辞めた。友達死んだ。

最近牛乳おいしい。おいしい牛乳見つけたんじゃなくて、飲みたいと思ったときの普通の牛乳がこうもおいしいものかと。そんなに大騒ぎするほどおいしいわけでもないけど。


今週もいろいろ。まず仕事辞めた。正直辞めるつもりもなかったけど、そうしなきゃどうしようもないので辞めた。もう少し言うと、家賃が払えなくて、給料日まで待ってもらえそうにないので結局即払いのバイトするしかないと判断したからだ。多少居心地が良くなってきていたのも確かだけど、それでも休職という選択をしなかったのはやっぱりやりがいがない仕事だと思ったことと、目先の問題を馬鹿にし続けた結果がこうなら、んじゃ目先の問題ひとつずつ片付けていこうとか少し思ったから。あとは今の業種以外で長くやっていけそうな仕事が見つかるチャンスになればいいのになあ、とか。他に何ができるんだと聞かれても困るが、いやむしろ今の仕事もたいしてできてませんでした、と胸張って答えられるか(ワラ
何もできないと言って何もしなかったら本当に何もできない。なんの台詞だっけ。イマイチだが。どうせひとりだし好きなようにやるさ。珍しく「開き直った」週末。

とはいえ多少出遅れた。バイト見つかって家賃入るまでに立ち退きさせられないかがドキドキの1週間。♪運が悪けりゃ死ぬだけさ〜、ってなんて歌だっけ。


知り合いから連絡があって、少し昔の仕事場の仲間が死んだと聞いた。心臓かなにかだったらしく、ああやっぱり、と思った。

東京で会社入ってすぐの頃の、大体同期くらいのやつで、今思えば一番忙しかった頃一緒に仕事してて、そんで誰よりも多く二人で飲みに行ったやつだった。すげー仲良かったとか信頼してたとかでもないが、あほみたいに酒飲んで殴り合って噛みあってちゅーしあって、って今思えば(いや思い直さなくても)物凄くイカレてて楽しいやつだった。仕事してすぐは、随分年下なのに知識も経験もあるそいつと組んでうまい事使ってもらえていたのに、別の現場で上司の目の届かないところで急に足回りの軽くなった僕を卑怯者呼ばわりするようになったけど今から思えばうまい事勝ち組コースにいけたのはお前のほうやんけぼけが、なんて言ってももう遅い。

なんつっても酒癖の悪い奴で、酔っ払って車に轢かれたとか(ああでも僕も酔って言問橋から(略))、酔っ払って喧嘩してどうこう(ああそういやつい最近豊橋で(略))、札幌でそいつが歩きながらションベン垂れてた時僕は地下鉄の入り口の屋根の上で(略、忘れかけてたことはもう思い出せない。

自分のことは死んでるか死んでないかくらいの状態でしか何事も考えていない僕だけど、他人がみんな同じ考えだとは思っていない。二人で飲むたび「死にたい」を連発していたやつだったが、今時流行りの似非自称欝のそれとも違った。彼の特殊な生い立ちとか家庭環境とか、そういうのを元に考えるようなバカバカしい真似はしたくないが、全く境遇の違う僕らがなんであんなに毎日話すことがあったんだろうか、なんて、あんな毎日だったら、今の負け組な僕は居なかったろうな、とか。

まあそんなテンションでもなく、思い出さないといけないことと考えないといけないことはたくさんあるのは確かだ。しばらく会おうともしなかったくせになあ。いつでも会えると思ってたんだろうしなあ。ハゲにしたの見せたら笑ってもらえたろうになあ。

マルボロライトのメンソールだろ、んで酒も高いのより安い発泡酒たくさんあったほうがうれしいよな。給料出たらな。また卑怯とか言うなよ(ワラ


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