体位
 しお



 海ぶどう

うみぶどう をぷちぷち言わせながら、
わたしたちは際限なくよっぱらった。

お金もないくせに
ちかくにあったホテルにはいった。

むかしよくしたように、
おふろのなかでセックスをした。

わたしはいわれるままに、
かれのあそこを入れたまま
くりとりすを刺激する。

ほんとうは酔っているせいで、
感覚なんかはっきりしていない。
かれとセックスしているっていうコトだけが
わたしの気持ちを支配する感覚。

そのうちだんだんと、
ねむくなった私を無視して、
セックスを続けるかれが、
うそじゃなく、
わたしのことを思っていてくれたんだって気づいた。

わたしが痛がるのも無視して、
気持ちをぶつけるように
セックスするかれ。

もうやめてってお願いした。

なつかしかったからとかじゃなく、
かれのなかで、わたしは、

今とこれから だったんだ。

2004年03月09日(火)
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