潔 ノ 森

2010年06月28日(月)


ギンリョウソウ


庭にギンリョウソウ(栽培不可能な植物)が生えていました。
自然度が増した証拠をこのような形で目の当たりにすると、自分の庭へのアプローチは間違えていなかったと確信できます。
マンションに囲まれ1m先を車が行き交うこの環境でも、その気になってそれを貫き通しさえすれば自然は向こうから押し寄せてきます。そこには陳腐な個性やデザインは全く必要ありません。必要なものは自然への想い、豊潤で複雑極まる生物システムへの想いだけです。





ギンリョウソウ (Wikipediaより)

学名
Monotropastrum humile
和名
ギンリョウソウ(銀竜草)
腐生植物としてはもっとも有名なものの一つ。別名ユウレイタケ。

特徴
森林の林床に生え、周囲の樹木と外菌根を形成して共生するベニタケ属の菌類とモノトロポイド菌根を形成し、そこから栄養を得て生活する。つまり、直接的にはベニタケ属菌類に寄生し、究極的にはベニタケ属菌類と共生する樹木が光合成により作り出している有機物を、菌経由で得て生活している。古くは周囲の腐葉土から栄養を得ていると思われていて、そのように書いてある著作も多いが、腐葉土から有機物を得る能力はない。


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