☆言えない罠んにも☆
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2003年08月23日(土) プロフェッショナル降臨

旅行前半戦。マイナかもしれんが、ぼくのナンバーワンヒットは
東尋坊でも温泉でもなく、「安宅の関」だった。

日本史選択じゃなかったり、歌舞伎がそんなに好きじゃないぼくも、
いちよー「勧進帳」の話には関心したりしてたのですが
(てゆーか、昔は常識だったんだよね?でも今は知らない子が多数派だよね?)
観光地の手を免れ、ひっそり盛りの中にたたずむ境内には、
浅葱色の袴姿の女性がいて、歌舞伎か謡のような口ぶりで屏風絵や額の説明をしてくれる。その威風堂々たる姿は聞いてるぼくたちをひきつけた。
とってもかっこよかった。
ほんとうにかっこよかった。
おばさんなんだよ。ふつーぽい。けど、すっごく、かっこよかったんだ。

境内の裏の浜辺のほうに続く道に、与謝野晶子の歌碑があった。
ママンがその崩し字風の字を読んで、「…流るる文治 三年の関」
てところを「なんで三年なの?」とかゆってたんだ。
そしたら、そのそばで地面を箒で掃除していた、作業着(和風)姿のおじいさんが
「これは、文治三年、今から813(?)年前ってことだよ」て感じで
教えてくれた上、和歌を歌い上げてくれたの。

すごいよね。しかもこれ、毎年1年ずつすれるんだよね。
たとえ、掃除が仕事だって、いつでもだれにでも説明できるほどに精通していて、
説明のしかたも工夫されている。
それで丁寧に説明してくれたら、また仏頂面で掃除にもどるんだ。

こういうの、大好き。


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