日記でもなく、手紙でもなく
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2004年09月18日(土) 梅田・Sweet Coco

 昨年京都から大阪を経由して東京に戻る折。
 神山町のラテン音楽専門CD店“Sweet Coco”が2Fに入っているビルの前まで行ったら、シャッターが閉まっていた。電話をかけても通じないので、店がなくなってしまったのかと思い、残念でガックリしていた。

 10日ほど前に、ネットを検索していたらこの店のことについて触れているコメントがあり、今年になってからそのコメントが書かれているので、まだ営業しているのだと確認できた。ただ、そこに書かれている住所から地図上の位置を確かめると、前の場所から同じ道路沿いに100mほど離れたところだと確認できた。
 以前店があった場所へ行っても、見あたらないのはあたり前だ。

 ネットの地図で検討をつけたところまで歩くと、店はすぐわかった。外側についた階段を上がって、店内へ入ると先客が一人。
 以前の店だと、棚の上のほうに置かれているCDは、脚立を使って登らないとわからなかったが、今度の店ではほとんど立った高さで確認できる。

 東京だと、ラテン音楽というと新宿ユニオン本館4Fにあるが、ここはブラジルとキューバがコア。ラテン全般のポピュラー、特にバラードやボレロのような曲の盤は極めて限られてしまうのが難点。
 この梅田の店は、その点ずっと充実していて、私には本当にありがたい店だし、ここへ来ると何かしら買いたくなる盤がある。しかし、例えば、タニア・リベルタのボレロを集めた盤はボレロのコーナーに置かれているし、それ以外のリベルタのアルバムはポピュラー・アルバムのところに置かれていたりもする。よく見ないとやはり見落としてしまうこともある。(ただ、まだ一度として、全部の棚を見尽くしたわけではない。)

 今回はずっと探していた、そのタニア・リベルタのボレロや、ラファエルの編集盤、初めて見るようなコロンビアの歌手が歌うボレロ集など、何枚か選んでカウンターに置く。いつものことだけれど、再注文用に控えのメモをとりながら、この人は最近何年かぶりにレコーディングをして、いつくらいまでには出てくる、という話が出てきたりして驚いてしまう。やはり、本当に詳しい人だ。
 ネットを使って、CDの紹介を始めようかと思っている、という話も出る。楽しみがまた一つ増えそうだ。


riviera70fm |MAIL