シオの日記

2008年05月04日(日) 母との対話

時々母の家に遊びに行っては
お土産を交換し、
日々の生活の笑い話に花を咲かせる
今日この頃。

母の家に行くと笑いが絶えない。
爆笑するのだ。
涙を流すくらい。
こんな会話ができるのは、母と娘だからだろうか。

よくわからない。
自分自身でも不思議なほど言葉がポンポン出てくる。
くらだない話だけれど、同じ感覚で笑ってくれる。
育てられた環境で笑いのツボが一緒なのだろう。

「アノ時のアレ」で通じる思い出とか、
何気ない昔話が、説明しなくても分かり合える。

彼氏との会話ではない感覚。
友人との会話ではない感覚。
職場の人とも、もちろんお客様とも全く違う。

落ち着いて思う。
私の人生は、母の人生の一部と同化してるんだな、と。
同じ体験、経験をし、
同じ時間をすごし、
同じ場所に存在していた。

年も経験も感じたことも違ったのだろうけれど、
それを超越して、家族という存在。
ひとつの、最小の単位であったもの。

昔の記憶をたどっているだけかもしれないけれど、
すごく楽しい。
楽しいと感じている時間には
楽しくなかったはずの日々も
楽しい記憶だけが思い返される。

新しい道に、別々の道を歩き始めたのは
きっと一人暮らしをし始めてから。
心配していただろうか?
ま、大丈夫でしょ。と思っていただろうか。
お互いあまり頻回に連絡を取り合うほうではないので

もう離れて4年目になります。
母としては今現在、
私に関してはきっと心配していることはないでしょう。
むしろ、安心していることでしょう。

ただ、たまに、会って話をすることが
こんなに楽しかったというか、
相手が違うと会話も方向性が広がると言うか
不思議な気分になった、母との対話だった。


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