カラジ風味

2005年02月10日(木) テリトリー

「男はつらいよ」BYシロ
彼がここに来て四ヶ月になる。この頃の彼はお隣からの訪問者とにらみ合いの毎日のようだ 声はだみ声だし後ろ右足はびっこを引いている 相手はイリオモテヤマネコ風でとても勝負になりそうも無い 何度か加勢してやるも敵ながらあっぱれ肝が据わっており感心させられる。彼に安住の日は来るのだろうか。
右目の上、左前足の人さし指の付け根あたり結構深い傷を負っている 静かに毛づくろいをしている、彼の思いは僕などにはとうてい解ろうはずも無い。両者の猛り声に三匹の犬たちが共鳴する事だけは避けなければと思うばかりであります。彼は今周りを無視して戸棚の上で寝ております 大物の条件でしょうか?。
ヒト犬鳥ウサギカメもろもろの虫達に対し寛容に思えるほど両者の関係は根深いものがあるように感じられます。両者が握手抱き合い和解する事などありえないように思われます。事の発端など想像だにできません なぜにそこまでお互いを主張し合えるのでしょうか。今の所彼には護るべき家族 彼女子供などおりません ますます持って不可解です。


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