 |
 |
■■■
■■
■ Girl with a pearl earring
例によってきいろくんのところへ。24時間ほどひとりぼっちだったからか、今日はごはんよりも私の方が優先されて甘えまくられた。悪い気はしない。っていうか、じゅすいとれこんたんとぅ。しかし、ちょっとしたら、思い出したかの様にお散歩に出かけてしまったので、取り残された私はビデオ屋へ。どうせすぐには戻ってこないだろうからと、『Girl with a pearl earring』と『In America』を借りる。

ビデオ屋から戻る途中、なにやら見たこともないようなモノの上に猫が乗ってたのでデジカメしてたら、背後に視線を感じたのでふと見てみると、きいろくんがいた。

「そんなところで道草食ってないで、まっすぐおうちに帰りましょう」って具合に誘導され帰宅。私が無事家にたどり着いたのを確認後、またどっかに行っちゃった。それにしても、外で見かけても私のことを認識できるなんて、ちょっと感動。
そのうち、ともだちカップルがやってきたので、一緒に『Girl with a pearl earring』を見る。あいにくフレンチのサブタイトルがついてなかったので、途中「Track outってどういう意味?」「gigglingは?」「あー、どうなってるの?ストーリーがわからなぁーい」ってな具合になって、いっそのこと、フレンチ吹き替えで英語のサブタイトルで見るか、とも考えたけど、やっぱりソレは許せない。回りの俳優にあわせてスカーレットジョハンソンがイングリッシュアクセントでがんばっているのだし。たとえ舞台はオランダだとはいえ。
ヒトの描き方にはなんとなく中途半端な感もあるけど、とってもキレイな映像の映画だった。
◆◇◆
旦那さんがメイドをモデルに絵を描いている。そのうえ、彼女が自分の真珠のイアリングをしていたことを知り、激怒した奥さんに家を追い出された後、オンナノコはその真珠のイアリングを受け取る。ともだちは「どうしてー?」って聞いてきたけど、そんなこともわからないヒトもいるのだなぁー、と。
まあ、同じ映画を見ていても感じ方はヒトそれぞれで、そういうのを垣間みるのも映画の楽しみのひとつだけど。
◆◇◆
ところで、ともだちカップルだけど、もともと猫的な習性がありそうな彼女は、自分がしたいことがあれば、ふらりと一人で外へ出て行ってしまい、彼はお留守番っていう風だ。現時点では彼女の方の生活に彼が入ってきたという状況だし、彼はきっとこの街での身のフリ方とかそういうのが定まっていないだろうし、っていうか、今の状況では(イリーガルな方法以外には)仕事もできないし。
私自身、二人で暮らしていた後半の部分は、なんとなく彼のおまけ的な存在で生活していたような気がする。ソレが少しずつフラストレーションとなり蓄積されていったのだ。コレといった目標とか信念とか、もしくはスキルとかがないまま外国に住むっていうのは、ある意味とても不自由で大変なことなのだ。
2004年05月10日(月)
|
|
 |