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 『ぼくんち』

モントリオール国際映画祭。『ぼくんち』を見に行った。

原作は西原理恵子。舞台は関西のどっかの島のウラビレた漁村。貧乏人とチンピラしか住んでない、みたいなところ。買い物に行くからって言って出て行ったきり帰ってこなかったおかあちゃんが、おねえちゃんだというヒトと一緒に島に戻って来て以来、小さい兄弟ふたりの人生も少しずつ変わってきてしまい、あーら大変。みたいな話。

主人公の3人以外は、登場するヒトタチ、みんながみんな変わり者で、ソレもあんまり意味がないようなタイプの変わり者だから、あんまりコレでもかコレでもかと変わり者を気取られると、見ていて疲れるかも? 映像は悪くないけど、もうちょっと余計な部分を削って、1時間半くらいの映画に仕立てたほうが良かったかも?

それにしても、日本っていえば、未だにハイテク、お金持ちの国ってイメージを持ってるヒト多いと思われるけど、そういうヒトたちにとっては、ある意味ショッキングな映画かも?

でも、まあ、わりと好きなタイプの映画だった。にた君は文句なしにかわいいし、かの子役の観月ありさもいい感じ。

2003年08月30日(土)
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