こ こ ろ も ち 。

2005年04月21日(木) 魂が音になった

アレクセイ・スルタノフ(Alexei Sultanov)のCDを聴いています。
私は音楽の歴史にも技巧にも詳しくないので
とんちんかんな事を書いて失礼になりそうです。
正しい情報やCD案内はこちらをぜひご覧下さい。


人間を超えてしまったピアニスト。
この地球の上に
現れた天才のひとり。
天才故に天が嫉妬したのだと思います。

空気の粒子に全部、色が付いたよう。
しかもひと粒ひと粒がクリアな発色。
おびただしい質量のそれらは重なり合い、しかし混ざらずに
ありとあらゆる色が生まれ渦巻いています。

音に身を任せる幸せのただ中に今
わたしは浮遊しています。

魂が音になり
わたしの細胞は音を吸い上げ、生きようとしています。


ーーー
追記

彼は硬膜下出血のために今、懸命なリハビリ生活を送っています。

このライヴアルバムの音源はスルタノフ夫人個人のものを使用し製作されました。
CDの売上金は全て彼のリハビリの為に充てられます。
7曲目には自身を表した「スルタノフ即興」も入っています。

ミュージックストアでは入手できませんが、
私の友人経由でお送りする事ができます。
(このCDを監修なさった村上雄介氏の友人"かおるさん" と
 親しくさせて頂いているつながりです。)

興味を持たれた方は
わたくしまでご連絡下さい。







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なす子

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