| 2003年11月03日(月) |
チベットのパンダに関する言い伝え |
むかしむかし、4人の放牧を生業とする少女がいました。
ある日、少女たちはお腹を空かせているヒョウに襲われている パンダを見つけました。
少女達はパンダを助けることができましたが、彼女達は全員命を落としてしまいました。
パンダ達はこの出来事を耳にし、4人の少女のために お弔いの儀式をしてあげることにしました。
当時、パンダは全身が真っ白で何の模様もありませんでした。
パンダ達は、なくなった4人の少女への敬意を表すために、 喪章を身につけて儀式に参加しました。
悲しみに包まれた儀式にて、 パンダたちはあまりにもの悲しみのため涙がでて止まりませんでした。
あまりにも涙が流れるため、 パンダたちのこぼした涙が喪章の黒色を溶かしだし始めました。
その手でパンダたちが泣きながら目をこすったので、 黒い色が目の周りに大きな円となって染まりました。
その手でパンダたちが悲しみのあまり耳をぎゅっとつかみ抱えながら泣いたので、 真っ白い体に大き黒く染まった部分ができました。
パンダたちはその4人の少女達のために、 そしてパンダを救うために命をかけてくれたことを長く子孫に伝えるために、 この自分たちの体に染まった黒い色を残すことにしました。
そしてパンダたちは、4人の少女達の魂を4つの峰が連なった山に変えました。
その山は現在中国四川省臥龍自然保護地区付近にそびえ立っているそうです。
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精読の教科書に載っていた文章です。(「熊猫網」より、との記載があります) 好きなお話なので載せてみました。
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