〓月夜の日記〓
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うちのマンションの 正面入り口には
いつも猫の足跡がある。
かわいいその足跡は いっぱいあって、
数匹で 一緒に行動している たぶん白猫親子のもの。
管理人さんも 掃除をしてくれるんだど
追いつかないくらい 日々 足跡を残していく。
今朝
ゴミをもって うちをでて、 裏口から出たら
見た事ない 鍵尻尾の丸顔の白猫と 目が合った。
そして こっちに歩いてきた。
けっこう人になれている様子。 なんだかいぢ悪そうなその顔。
そいつは私を通り過ぎて マンションの前を横切って・・・・。
(ゴミを捨てながら その行動を じっと見る私)
向かったのは
調度今 取り壊しているアパートの前だ。
うちのマンションの手前のアパート2つは 取り壊し作業の真っ最中で、
道路拡張されるらしく、以前から 買収を進めていたらしい場所。
取り壊されてるアパートの後ろには
ちょっとだけ 猫屋敷になっている 古い一軒やがある。
そこに行くのに いつも通っていたのかな?
そんなふうに思えるような 行動だった。
鍵尻尾の白い猫は
壊されているアパートの前に座って
じっと見上げていた。
その後姿を じっと見ながら 私は駅に向かって歩き出した。
あいつはいつまで そこにいたのかなぁ?
きっと 落ちてくるものとか、作業機械の音で すぐに
違う場所に走っていったかな。
猫にとっても 小さな変化ある この町なのだった。
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