| 2005年11月05日(土) |
ドラマCD『封殺鬼5 〜紺青の怨鬼〜』 |
発売日に購入してから早や2ヶ月あまり。 ようやくの感想で御座います。 もっと早く書こうと思っていたのですが、なんていうか今回のお話は切なくて、どう言葉で 表現したら良いのか悩んじゃって・・・と云いつつ、いつも真っ当な感想は書いていません けど(苦笑)
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■今回のあらすじ■ 江戸時代より現代に至るまで首都・東京の地を守護してきた四方位の神。 そのうち北の玄武=男体山を除く3つの護りが破られ、遂に将門の怨霊が復活した。 宿敵・道満の元に単身乗り込んで行った聖を追う弓生だったが、時すでに遅く将門の 怨霊によって聖の命は絶たれたあとだった。 絶望の淵に立たされた三吾、佐穂子、そして弓生。 首都崩壊の危機、使役鬼の喪失という事態に直面してさえ動かぬ神島に、遂に彼等は それぞれの道を決断する。 一方、聖の身に起きた最悪の事態を知らされた成樹の身にも異変が———。
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■感想■
今回なにが1番堪らんかったかと云うと、聖の魂がこの世から消滅した時の弓生の 反応ですよ。
『……行くな。俺を、おいて、行くな・・・・・・』
あの鉄面皮な弓生がですよ。 床に横たわったままピクリとも動かない聖を前にして、縋るように、祈るように呟くんですよ。 自分をおいて行かないでくれと。 大切なものを再び失う恐怖に慄く弓生の心情が痛いほど伝わってきて、聞いてるこっちまで 泣きそうになっちゃった。 なんていうか、諏訪部さんて、このテの演技が上手くなりましたよねぇ。 普段、強がってる人物が、ふとした瞬間に見せる心の弱さというか脆さの演技が。 『罪な約束』の本宮のモノローグを聞いた時にも上手いなぁと思ったのですが、今回はあの 短い台詞の中で弓生の脆さを表現するわけですから比べようもないですよ。 もしもワタシがあの場に居たら、弓生をギュッと抱きしめて頭をなでなでしてあげるのに。 で、ひーちゃんのバカ〜ッ!って叫ぶんだ。
今回、弓生の次にズキュン!とハートを射抜かれたのが、俄かハウスキーパーの三吾。 食事も睡眠もとらず、自分の中に引き篭もってしまった弓生の世話を甲斐甲斐しくする三吾 にときめいちゃいました。 たしかにレトルトの食事だろうと胃の中に入れてしまえば同じよ! とは云え、3食レトルトと いうのは避けたいですけどね(笑) きっと弓生も腹の中では聖の手料理が食べたいと思ったに違いない。
三吾って口では関わりあいになりたくないとか、面倒はゴメンだとか云ってる割に、結構・・・ いえ、かなり世話好きですよね。 一度懐に入れた人間は最後まで見捨てられないっていうか。 まあ、自分の知らないところで何かあったら寝覚めが悪いですからね。 聖は別として弓生は化けて出てきそうだもん。 だって、あの人根が暗いっていうか執念深そ・・・ごにょごにょ(笑)
みんなの精神衛生上、1日も早く聖の魂を取り戻そうと奔走する三吾たちの前に立ちはだ かる神島達彦。 置鮎さんって、ホント貴族声ですよね。高慢な人物をやらせるとピッタリvv
あくまでも聖を救おうとしない達彦の態度に、遂に弓生の堪忍袋の緒がブチッ! 本家なんぞ知った事か、と宿敵・道満を殺害すべく復讐の炎に身を投じる弓生の未来は!? 反神島の烽火をあげようと決意した三吾と佐穂子の運命は!? 次回、第6巻『闇常世』が楽しみだな〜。
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