| 2005年10月30日(日) |
ドラマCD『眠らぬ夜のギムレット』 |
咳のし過ぎで遂に腰にきちゃいました。 家人の憐れむ視線を浴びつつ、愛用のコルセットを装着して大人しく引き篭もり。 お天気が良かったから買い物に出ようと思ってたんだけどなぁ。 あんまり哀しいからドラマCDを聞き倒しましたよ。 そんなこんなで、本日の日記はBLCDの感想なので苦手な人は速やかに退去して下さい ませ。
*****
■あらすじ■
成清建設の営業部に務める篠崎槙弥(CV:谷山紀章)に下された社命――それは ニューヨーク帰りの天才建築家・五辻紘征(CV:大川 透)への巨大複合ビルの設計依頼。 大財閥の御曹司であるがゆえに周囲から正当な評価をされず歯痒い思いをしていた 槙弥にとって、自分の実力を示す絶好のチャンス。 己のプライドにかけても失敗できない。 五辻に近づくため画策する槙弥。けれど、傲慢で自信家な五辻は、まったく話を聞こうと しない。そればかりか反対に槙弥を翻弄するように「俺が欲しいなら体を差し出せ」と 要求してきた!! 屈辱に震えながら、夜ごと五辻に抱かれる槙弥だが……!?
*****
感想は・・・う〜ん、なんて云ったらいいんだろう。 原作と比較しながら聞いたんだけど、お話が淡々と進んでいて、イマイチ盛り上がりに 欠けるというか、あっさり終わっちゃってなんだか物足りない気分。 原作に忠実に沿ったストーリーで、脚本も音楽もさほど悪くなかったんだけどなぁ。 文字と違い音で表現するには、あまりにも単調な内容だからなのか・・・。 たしかに改めてCDで聞いてみるとよくあるパターンというか、オーソドックスな内容では あるのだけど、どうも感情移入し難いんだよなぁ(苦笑)
事実、主人公・槙弥の心情の変化が分かり難いんですよね。 五辻に依頼を引き受ける条件として身体を要求され、初めはあんなに拒絶していたのに 何故、次の日には渋々ながらも受け入れたのか。 いくら仕事の為とはいえ、普通そこまでやるか? 実家の権力に頼らず自分の能力で成功させたいという気持ちは分かる。 色眼鏡無しで正当に評価されたいという槙弥の思いは分かるけど、だからって一度ならず 二度三度と相手の云うまま寝ちゃうものなの? オマエの貞操観念は、そんなに軽いものだったのかと問い詰めたい。 ちったぁ『貞操問答』のヒロインを見習えよ! >番組が違います(笑)
冗談はさておき。 原作を読んだ時もその点が引っかかったんだけど、CDで聞くと余計唐突に感じるんですよ。 五辻は最初から「俺が欲しいのはおまえだけだ」とはっきり云ってますからね。 槙弥に無理難題ふっかけたのも、彼が青木とキスした事への腹いせだし。 自分がこんなにも想い続けているのに、ほんの数回会って話しただけの男に唇を許すのか・・・ってね。 紘征さんったら顔に似合わず純情で一途なんだから(笑)
*****
さて、肝心の声ですが、オレさま建築家・五辻の声を演じた大川さんは、相変わらず深みの ある耳に心地良い美声でございました。 ちょっと傲慢で無愛想な声が、これまた堪らないvv 1番堪らなかったのは絡みのシーンで、愛しそうに槙弥の名前を呼ぶところでしょうか。 なんつーか、聞いてるこっちが恥かしくなるほど情感のこもった声なんですよ〜。
対する紀章さんですが、実はこのCDを聞く前に『真夜中の弥次さん喜多さん』を聞いていた 所為か、冒頭の槙弥のモノローグを聞いた瞬間、笑っちまいました。 あの空の守の声と同じ人物かと思うとおかしくておかしくて。 紀章さんの幅広い演技に脱帽です(笑) いや〜、ホント芸達者な人ですよね。普段の槙弥の声もそうだけど、絡みのシーンでの 細やかな演技にノックアウト。 喘ぎ声は勿論のこと、吐息のひとつひとつが色っぽくて堪らん! 実際は五辻がリードしているのに、声だけ聞いていると槙弥(紀章さん)がリード しているように感じたのはワタシだけでしょうか(爆笑) いや〜、ホントお二方の良いお声を堪能させて頂きましたvv 欲を云えば、バー「BLUE」のオーナー兼マスターの青木(CV:千葉一伸)の出番がもう少し あれば嬉しいんだけどなぁ。
|