日々是変化...遊丸   
炎の蜃気楼(直高小説、イラスト等)&犬夜叉(弥犬小説、イラスト等)ファンサイト『七変化』の日記
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馬路村の旅、など。
- 2016年03月05日(土)


こんばんは、この年になって自動車教習所に通っている遊丸です。
先日、仮免前の修了検定を受けました。
検定を受ける生徒は、全部で30人弱くらいいたでしょうか、
7台くらいの教習車に分かれて、4人ずつ生徒が交代で乗車し、
決められたコースを走って行くんですが、
どういう意図があるのか、なぜか生徒は二人ずつ乗車するんですよね。
(当然、助手席は検定員の先生が乗っています)
つまり、一番目の生徒が運転する時は、二番目の生徒は後部座席で待機し、
二番目の生徒が運転する時は、三番目の生徒が後部座席で待機…というように。
知らない人の検定に同乗するなんて何だかな〜と思いつつ、
四番目だった私は、三番目の学生風の女の子が運転する時に、後部座席に入ったのですが、
中盤までとても上手にコースをこなしていた彼女がクランクで縁石に当たってしまいまして。
何とか切り返しをしようとしたのですが、結局うまくいかず、検定中止…。
話には聞いていましたが、本当にこういうことってあるんですね。
もちろん、まだまだ数時間しか運転経験がないのですから、
狭路なんてうまくいかなくて当たり前だし、誰だって失敗する可能性はあるんですけどね。
気まずい雰囲気の中、私の番になり、その彼女と席を交代してコースを回り始めたのですが、
ふと気づけば、後部座席に移った彼女が、しくしく泣いているわけですよ><
おじさん(♀)動揺しちゃうって。
まじか〜と思いつつ、何とか最後までクリアしましたが。
検定員の先生もやさしい人だったんですけどね…。
かわいそうだなと思うと同時に、そういうことで泣けるって幸せなことだよな、なんて思ってしまったり。
検定落ちるだけで1万円くらい余分に費用がかかってしまうし、気持ちはわからんでもないですが、
彼女はきっと幸せな子なんだろうなと、後から思えば妙にほのぼのとしてしまいました。
オレもずいぶんおっさんになったもんだ(笑)。
いや、おっさん、がんばってますよ。
今ちょうど教習所が激混みの時期なので、なかなか進みませんが、がんばって免許取ろうと思います。



<七変化 MIRAGE-SIDE 3月3日の更新状況>
・プチミラージュツアーレポート「開山堂&含満が淵の巻」をアップ。




さて、本日は、昨年末に行った馬路村の旅を紹介します。
馬路村ってご存知でしょうか。
きっと名前は聞いたことがあるっていう人が多いのではないかと思います。
ぽん酢が有名ですよね。
最近では、小さいスーパーでも大抵、馬路村のぽん酢を置いていますし。
その馬路村は、高知県東部の山間にあります。

先ずは、高知駅から「ごめんなはり線」に乗って安芸駅を目指します。
↑の写真は、ごめんなはり線の車窓から。なかなかの絶景です。
前方の岬の先端(奥の方のうっすらと見える方)が室戸岬です。

安芸駅でバスに乗り換え、安田川を遡っていった山奥に馬路村はあります。

馬路村の集落とゆず。
訪れたのは十二月でしたので、残念ながらゆずの収穫はほぼ終わっていました。
写真は、収穫しそびれたゆずですね。

小さい村ですが、「うまじ温泉」という宿泊施設があり、ここに泊まりました。
ぬるめのお湯で、かなりとろみがあり、よく温まるいい温泉です。

村には水力を使ったインクラインがあり、それで高台に登ると、
馬路村のほぼ全景を見下ろすことができます。
本当に小さい村なんです。
ゆずで村おこしを始めたのは、50年ほど前のこと。
それ以前は、林業が盛んだったそうですが、
それでも過疎化や高齢化の波が押し寄せ、村はかなり危機的な状況だったのだとか。

馬路村は、農業県の高知県の中でもちょっと特殊で、
小さい村ではありますが、独立した農協があり、
馬路村農協として商品販売・開発など様々な取り組みをしています。
その工場は一般の人も一部見学ができるようになっているので、
宿泊した翌朝、さっそく工場見学へ。
建物も木の素材を活かしたおしゃれな雰囲気なんですよね。
バスで何十分もかけて来た山奥にあるとはとても思えない建物です。
成功感がにじみ出ていますね。

見学は無料で、随時受けつけてもらえます。
更に見学後には、ゆずドリンク「ごっくん馬路村」のサービスも。

見学受付の窓口のすぐ後ろは、コールセンターになっていて、
朝9時過ぎだというのに、ひっきりなしに電話が鳴っていました。
こんな山奥の農協が、こんなに活気があるって、全国でも非常に稀なことではないでしょうか。
50年前は存続の危機と言われるほどの状況だったとはとても思えません。
でも昔は、本当に何も無いところだったんだそうです。
それを、発想の転換で、逆に「何も無い」というのを肯定し、売りにする路線で、
馬路村のゆずをブランド化し、地道な努力を経て、全国に認められるまでになった、ということらしいです。

農業もアイデアとやり方次第で、いろんな可能性が生まれてくるんだという良い見本ですね。
馬路村は最近ではシャンプーや化粧品のシリーズも出しているんですよ。
ゆず(特に種子)は肌にも良く、化粧品の原料としても優れています。
実際、私も使っていますが、なかなかの使用感です。

なぜこんなにゆずを熱く語っているかと言うと、
実は、高知に移住して、ゆずを栽培したいと思っているからなんですけどね^ ^
と言っても、場所は馬路村ではありません。
これだけ成功している馬路村なんて、移住者が参入する余地なんてありませんから。
噂では、移住したいと言うと、いいけど一千万くらい資金出せる?なんて聞かれるとか。
それに、既に出来上がっているところに行っても面白くないですしね。

まだまだ、「移住したい」「ゆずを作りたい」というだけで、
その先は何も見えていない段階ではあるんですが、
ちょっとずつ準備をしていますので、
興味のある方がいらっしゃるかどうかわかりませんが、
そういった情報も少しずつ発信できればと思っています。


それでは、今回はここまで。

今後のミラツアレポートのアップ予定は次の通りです。

・2015年5月四万十(プチツアー)
・2015年6月大分
・2015年10月熊本&阿蘇
・2016年1月熊本&阿蘇
・2016年2月横浜(昭和編ツアー)&横須賀
・2016年2月箱根(プチツアー)

何気に熊本に二回行ってたりします…。






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