とりあな

2004年03月03日(水) 空のオルゴール

出版社:新潮社
著:中島らも

『ガダラの豚』(中島らも・著)のあっさり版。
あっという間に読めます。
「何か色々考えなきゃいけないけど、もう考えるのいやだー!
でも疲れているから長編は無理。現実的なのを読むのはしんどい」
という時の気分転換に最適な1冊かと。

フランスを舞台に手品師集団+合気道使いの大学院生と殺し屋が、ゆかい軽妙少しハレンチほのかにおセンチな対決を繰り広げる。
らもさんお得意の武道解説もしっかり有ります。

ところで中島らもの小説にホ○必須登場のような気がするのですが、これは気のせい??
それとも私のチョイスに問題があるのか・・・。

『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』>『人体模型の夜』>『ガダラの豚』>『今夜、すべてのバ−で』が私の好きならも作品ベスト4。
(きりが悪いが、他は順不同なので)

『こどもの一生』は来週頃読む予定。楽しみ〜うきうき♪


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