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2004年07月17日(土) 痛かった話

千代田線の北千住駅でダッシュで電車に乗り込んだんですよ。
ギリギリで乗れましたがドアが閉まりサラリーマン達と共にペターっと窓に張り付いてる様は
外から見ると「日本の通勤ラッシュ」の見本みたいな感じです。
これをそのまま持って行けばヨーロッパあたりで高く評価されるのではないでしょうか。
え?オタク文化とはまた違いますか、そうですか、残念。

町屋、西日暮里、と電車は進みますが、その2駅は北千住で乗った時とは
反対側の扉が開くのでその間こちら側では張り付きっぱなしです。
ちょっと疲れてたんでしょうか、私はいつの間にかウトウトしてました。
扉に寄りかかり、例え力が抜けたとしても満員で押されてるので立ったまま。
最近は、微妙に混んでる電車よりかは、もうぎゅうぎゅうの方が他人の力で
立ってられるからそっちの方がいいような気がしてます。
近くに臭い人とか、妙にチクチクするスーツを着てる人とかに当たらなければ。

しかし、事件は起きたのです。
3駅目の根津に到着したのはうっすらわかってたんですけど
ハっとした次の瞬間…

二の腕が戸袋に引き込まれていました。

あわわわわ〜!

ノースリーブでした。混雑した車内は暑く、肌はやや汗ばんでいました。
そして、ピタっとくっついたドアは私の腕を連れて戸袋へ…!
今まで生きてきた中でかなり上位に入るドッキリ目覚めです。
小声で思わず「いたたたた…」と呟いていました。
状況を把握した私は慌てて引き出しました。
その間、ドアは半開き(それ以上開けない状態。つまり、私がドアストッパー)

ホームの駅員さんも近くに居たはずなんだけど何も助けてくれなかった。
朝の満員電車に毎日立ち会っているプロですら対応できない不測の事態だったのでしょう。
だって、引き込まれないように注意っていうステッカーって大抵指の絵だもんね。
既に包帯が巻かれてるような。
これからは二の腕にしたほうがいい。

職場に着いて、まだヒリヒリ痛む腕を鏡で見てみたら7〜8cmの縦線で内出血してた。
えーん。
多分、居ないとは思うけど、みなさんこの時期は気をつけてください…


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