料理して洗濯して掃除して、日用品の買い出しをする 夫とまだ呼べない人は仕事をして必要なお金はくれる しかし、見知らぬ土地に来て、ごはんは一人で他人と話す事もなく過ごす日々 自分の世界は同居人と今の住居だけなのに、同居人は変わらず友人も仕事もあって社会と繋がっている 主婦が味わう退屈と孤独 酒でも飲まなきゃやってられない ロマンスの一つでもなきゃ退屈に埋もれて死んでしまいそう そのようにのたまう心のうち 確かに明日はきっとやってくる 明日の食事に困る事もなく 飢える心配もないという安心そして安定はある しかしこの鬱屈した息をするのも苦しいほどの窮屈なこの感じ 飽き飽きしつつもその生活に安穏と身を置いてしまう感じ 己が他に変わりなき唯一の存在である事への自信の喪失 心が乾き、揺らいでいくこの不確かさ 自分が他人と交わり、この退屈な暇つぶしの何十年かを過ごす その時間をいかように過ごすのかは己次第である 専業主婦のみなさんはこのような感覚と長年お付き合いしているわけだ すごいなぁ 子育てに幸せを見いだせない人は浮気やお酒というスパイスが欲しくなるのも感覚的にではあるものの、少しわかる気がした
この今の私の孤独をどうにかできるのは他の誰でもなく自分だけ 同居人とこの先どうなろうとも、東京へ来る道を選んだのは他ならぬ自分自身なのだから
深淵なる退屈が人を狂わせる
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