長い間心の中から出ていかなかったもの だからこそ喜び だからこそ美化され 大げさなものになっていた
客観的に見つめるのが怖かった 長い時間とらわれていたものが、 くだらないものだと気付いた時に待つものは絶望 何よりもそれを恐れていた
遠回りした分だけ、重ねた時間の分だけ思い入れは深くなる それだけの価値のあるものでなければ救われない だから、価値のあるものに自分で仕立て上げていく そしてそういう思いを捨てきれない限り 苦悩は共に存在する
この苦悩は、いつか同胞への刃になるだろう なぜなら、同じ価値を他人が持つはずはないから、だ
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