出願書類の調査書を取りに母校へ赴く 相変わらずの古さを帯びた駅に降り立ち、 のんびりした風景の中を歩く わらを燃やす焦げたにおいがする道を懐かしく歩いた 母校は今は合併し名を変え、昨今の物騒のおかげをもって門は閉められていた 私が通っていた頃は当然開けっ放しだった ここを卒業して13年も経つんだなと感慨深く足を踏み入れた 進路指導室はその場所を変え別の階にあった 調査書を受け取ると担当の先生は頑張ってくださいねと一言笑顔で言ってくれた 来年もまた来るかもしれない
懐かしいかおりと景色につかの間の不思議な懐古の情に少しばかりとらわれた日だった
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