今日は弟の誕生日。 彼が生まれる前の年。 私は母と毎日秋の空を見ながら雨戸を閉める時に手を合わせていた 神様どうか私にきょうだいをください、と。 次の年に弟は生まれた。 生まれた時は赤い顔をしているし、猿みたいだしおまけに両足が気持ち悪いくらいにひび割れたように赤くなっていてこの子は歩けないのかもとか色々と思ったものである。 けれども私はその日その瞬間からおねえちゃんになったわけだった。 そしていつもいつも私の後ろにくっついて回る弟をとてもかわいいと思ったものだった。 当然ヤキモチもやいたし、オトコに生まれただけで両親から溺愛されているのを見るとねたましくていじめたような事もあった。 おねえちゃんでしょ。この一言は結構子供にはきつい言葉でもある。 でもまぁなんだかんだ言って今になるときょうだいはいてよかったのだろう。 特に私のようなわがままなセイカクだとブレーキにもなる。
うまれてくれてありがとう。
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