THOKOの日々

2002年04月23日(火) みかんの思い出

高校生の時
帰宅途中自宅の閂式の門に手が届かず困っている年配の女性がいた
一度通り過ぎて
なんだか目について引き返した
女性はまだ門の前でおろおろしていた
後ろから手を伸ばして閂を引いた
門は開いた
じゃあと立ち去ろうと歩き出した私の左手をつかんで
女性はありがとうと言う
そしてわたされたひとつのみかん
神々しいみかんをそのまま握り帰宅した
散らかった机の上にみかんをおいてじっと眺める
若かった私はそのみかんをそのまま食べれずに腐らせてしまった


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