一本の柱はもろくけれど長くそこに立っていた崩れそうでけれど崩れない細いけれど鉄の棒が一本通っているようだった二本目の柱は太く強く大きくそこに立っていた決してたじろぎもしないゆるぎもしないしっかと構えてまるで主のようにどちらも必要な柱でしたその柱があるからこそ家は時々地震にあっても立っていられたのですその原型をちゃんととどめたまま立て替えることなくその柱のおかげで家は家であれたのです駐車場にも野原にも形を変えることなく自分が自分でいれたのです