つれづれ日記。

2011年01月25日(火)

「ほのぼのお題」その８

１５．笑顔
　口の端がわずかに上がる。端から見ればただの無表情。それでも彼女は笑っている。
　それが理解できるのが自分だけということが誇らしかった。
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６６文字。なんとなく花鳥風月っぽい。

１６．ひみつ
　人差し指を自分の唇にあて、片目をつぶる。肩をたたいた後、はずんだ足取りで去っていく彼女に彼は呆然と立ち尽くすしかなかった。
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６１文字。何があったかは謎。