つれづれ日記。
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2004年08月08日(日) 砂漠にまつわるエトセトラ(エジプト編)

またまた資料探し。今度こそ砂漠です。


砂漠と一言でいっても種類があります。
エジプトには私たちが想像するような砂漠(砂砂漠)はほとんどなく小さな岩が連なる『礫(れき)砂漠』、岩山が連なる『岩砂漠』が多いです。岩肌が黒く『黒砂漠』と呼ばれることもあり。



砂漠にはまったく生物がいないと思われがちですが実際は色々います。とは言っても普通の土地に比べれば少ないのは少ないんですが。

植物
サボテン
多肉植物。水分をためこむことで豪雨の少ない地に生きている

またふだんは種子だけど雨が降ることでまたたくまに成長するものもあり。

小動物の多くは砂中にかくれて暑さをしのぎ夜に行動する。



オアシス
水のあるところになるのかな?
背の低い木の茂みに水がたまってるとか。ヤシの木か?

大きなオアシスだと大抵が人間の集落になっていることが多いです。
家は日干しレンガのものとか。意外と中は涼しいとか。場所によっては石を積み上げられてつくったもの(山小屋?)もあり。

家畜はヤギ、ロバ、ラクダ。



気温
砂漠の夜は驚くほど寒いとか寒くないとか(いえ、寒いんですが)。
夜明けは綺麗だけど時間がすぎるとやばい。日中になると太陽が乱反射して目が痛い目が痛いほど。
日没になると景色が黄土色から桃色、鮮やかな茜色に変わるのでおすすめだとか。



砂漠でもちゃんと雨は降ります。年に数回みたいですけど。
砂漠には『ワーディ』と呼ばれる溝があり、砂漠がぼこぼこして見える原因がこれ。かつての水の通り道だったとか。

この雨、時に量が半端じゃないから大変。時には地面にしみこむことなく一気に大河となってあふれ出す。こうなると車もひとたまりもない。
また上流で大雨が降ったとき自分のいる場所が晴天だったとしても水が押し寄せてくる、もしくは数日後に下流に流れてくることもあるので要注意。




偉そうなことのたまってるわりに、全部本の受け売りなんですけどね。






過去日記
2003年08月08日(金) 「EVER GREEN」3−3UP
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香澄かざな 




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