紅い猫の落とす影
生きた記録夕方明け方


2001年10月24日(水) マゾヒスト

あなたは我が侭だから

僕は仕方なく

下部に成り下がってやる。


あなたはご機嫌なときだけ

僕の頭を撫でてくれる。

いつも僕を

焦らして焦らして・・・。


決して服を脱がない。

ただあなたの左手だけが

僕の手淫のお手伝い。

僕のいく顔が好きなんだって。

僕は嫌がらないよ。

君が好きでいてくれるなら・・・。


だけどやっぱり恥ずかしくて

あなたの微笑みから顔を背けると

優しい手が

僕の顔をあなたの顔へ導いて

そっと優しくキスをする。


そして僕は

ひとり喘ぐ。

















傀儡

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